QOLを高めるためのシニアヨガめざすもの
本プログラムは、年齢を重ねても、すべての人が自分らしく、健やかに生きること、サクセスフルエイジングの推進をめざします。
サクセスフルエイジングとは、老化、QOL(Quality Of Life :生活の質)の低下、経済的生産活動からの引退など、加齢に伴う身体的、心理的、社会的、経済的な変化の中、QOLのレベルを維持しつつ、老年期という人生の一定時期を豊かに迎えているシニア世代のことをあらわす言葉です。
QOLとは、WHOの定義によると「一個人が生活する文化や価値観の中で、目標や期待、基準、安心に関連した自分自身の人生の状況に対する認識」とされています。私たちが、自立し、かつ充実した老年期を豊かに過ごせることは、社会全体での課題解決にもつながり、超高齢化社会である日本の課題であるともいえます。
健康寿命とは?
QOLを高めるシニアヨガでは、健康寿命を伸ばし、すべての人にとって、人生最後の日まで健やかに自立した暮らしを行うことを目標としています。
健康寿命とは、健康上問題がない状態で日常生活を送れること。日本においては、男性で平均寿命の約9年、女性で約12年は、健康上問題を抱えた状態で寿命までの時期を過ごしているという現状があります。超高齢化社会の日本において、老老介護、認認介護が増えている中、自分の老後は自分で管理し、自立した老後を送ることは、人生で一番重要な課題であり、老後の自己管理は、健康管理が鍵を握っています。
プログラムの対象者
中年期(45〜64歳)・前期高年期(65〜74歳)・後期高年期(75歳〜)の男女
ライフステージや介護レベルに合わせたプログラム
プログラムの効果
・姿勢・運動・動作の改善のためのアプローチ
・内臓器官の働きを整える
・目や耳、鼻、口などの感覚器官をよりよく機能させる
・自尊感情を高め、抑うつ、ストレスケアなど 心のケア
・自律神経のはたらきを整え、バイタリティを高める
・介護レベルに合わせて心地よく過ごせる体づくりを行う
QOLを高めるためのシニアヨガおよび骨盤調整ヨガ講師養成講座のプログラムには、下記の通り、3つのレベルとコースがあります
[事前課題について]
1.必修課題:オンライン講座および骨盤調整ヨガDVDを視聴し、実技の内容を覚えてくる
2.必須課題:特別講師の講義を受講し事前課題を提出
[推薦図書・DVDのご案内]
1.書籍:気持ちいい体になるー骨盤調整ヨガ/高橋由紀著・サンマーク出版
2.DVD:骨盤調整ヨガ・しなやかな美しさへの3ステップ/高橋由紀・日本コロンビア
[教材内容]
・講義テキスト
[別売:関連教材]
・BYAオリジナル骨盤デザイン手ぬぐい(1,100円・税込)