遍照光院は和歌山県高野山往生院谷(蓮花谷)にある真言宗別格本山である。
本尊は、弘法大師が彫ったという杮不動尊である。
紀伊続風土記には、「名室の随一也、
高祖大師放光の勝地なるが故に爾名くと云」と記されている。
開基は、弘法大師で、天長9年(832)創建と伝わる。
その後、性信法親王が何度も当院で過ごしたといわれ、
その甥の寛意が住職を務めた。
高野山大火で焼失した後、白河上皇熊野御幸の時に、
熊野別当湛増が行在所として当院を造営し、
仏種坊心覚が湛増から当院を譲り受けた。
心覚は密教事相の一派常喜院流を開き、
この流を往生院流と呼ぶ。
九世覚斅上人は、慈尊院から奥の院までの
町卒塔婆を石塔に変えたことで知られる。
寺宝として、池大雅筆紙本著色山水人物図襖絵(国宝)、
直庵筆紙本著色屏風、快慶作の阿弥陀如来などを蔵している。
甲斐源氏の流れをくむ盛岡藩主南部家との関係が深く、
現在も縁が続いている。
【行程】
12月10日(日)
17時
17時30分 夕食
フリータイム
入浴は 21時まで
12月11日(月)
6時 朝のお勤め
9時 チェックアウト
金剛峯寺 散策
11時 昼食とお買物タイム
(数珠屋四郎兵衛にて)
12時30分 奥の院 散策
13時30分ごろ バスにて下山
15時30分 難波駅
17時ごろ 伊丹空港
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