例えば「坂本龍馬」と聞いてどんなイメージが頭に浮かぶか。
多くの人は、このような連想をするのではないでしょうか。
魅力的な人・人望がある人・日本の歴史を動かした英雄。
このように人気の高い坂本龍馬ですが、
旧会津藩の地域の人からは、まったく逆の評価。
自分たちの先祖を不幸に追いやる原因をつくった好感を
持ちにくい人物に変わってしまいます。
(これは、「ほめ達!」が講演会で実際に体験したことです)
自分が話す言葉が、相手の頭の中に
どんなイメージを作り出すのかを感じながら話す。
また、「認識は常に他人のものである」
この意識を持つことであなたのコミュニケーション能力が
上がっていきます。
先日も、こんなことがありました。
「男性脳と女性脳の違いを知って、
家内の地雷を踏むことが少なくなりました!」
会場は、笑いに包まれていたのですが、
講演後のアンケートでこんな意見がありました。
「私は、NPOの活動で世界中の地雷除去のサポートをしています。
今も続く地雷の被害の悲惨を知っている私は、
あの例え話で笑うことは出来ませんでした」
話すことの奥深さと責任をまた学ばせていただきました。
言葉のプロジェクターでどんな光景を周りに映し出すのか。
「ほめ達!」は、今日も言葉の力を信じて、
素敵なシーンをたくさん世の中に流していきたいと思います。
あなたは、どんな言葉で、誰を幸せにしますか?