第139号 「穴があくほど」 -2018年06月11日配信-

パソコンのキーボードの「A」のところに穴があいてきました。
最初は気のせいかと思ったのですが、どうも左手小指の先で削り続けてきた結果のようです。
なんだか嬉しくなりました。穴があくほど使い込めている。

毎日、最低でも千文字から2千文字は原稿を書き続けています。
原稿以外にもブログの更新からメールの返信、SNSの発信など。
また企画書を書いたり、添削したり。

キーボードが体の一部のようになっています。
喋ることが仕事の大部分ですが、文字を書く文章を綴ることも大切な仕事です。
何事も量稽古。量が質に転化する。

下手でもいいから、とにかく書き続けようと意識をして、キーボードに向かってきました。
書くことが見つからなくても、キーボードに向かう。キーボードを叩く。文字を羅列する。
すると意味なく思えていた文字の羅列の中から、アイディアや発想が生まれ、
それが文章、原稿となっていく。
キーボードの穴は、私の発想絞り出しの苦悩の勲章です。名誉の勲章です。

このように、何かの証しが見つかれば、見つけることができれば励みになるなと、実感しました。
まだ大きな結果は出ていなくても、小さな証しを探して、それを次の頑張りを支える励みにする。
そしてまた次の証しを探す。
証し探しを楽しんでいるうちに、目標が達成される。
なんだか考えるだけで楽しくなってきました。

あなたも、自分の頑張りの小さな証しを探してみませんか。
小さな小さな証しでOKです。
小さな証しを足がかり、手がかりにして、夢を叶えていきましょう。