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ロープレ甲子園、今年も間もなく開催!

  • 2017/07/28
  • Dr.ウエノの保険コラム

毎年、夏の祭典として開催しています「ロープレ甲子園」の今年の開催が近づいて来ました。
回を重ねて今年で7回目となりました。

最近、保険ショップに「新人」が少なくなって、保険募集して1年未満の方を探すこと自体が難しくて、今年は「新人対象の甲子園」でなく、「ベテランメジャーリーグプロ選手によるオールスター戦」にしようかと企画していましたが、訪問販売系の代理店が所謂「リーズ」が4月から無くなったことで大量の募集人がいなくなるなどして保険代理店の運営が一挙に厳しくなった等の理由で複数の出場予定者から出場辞退が相次ぎました。

従って、今年のロープレ甲子園は一部、二部構成にして開催することといたしました。
【第一部】
◆通常のロープレ甲子園◆
 事前に出場者にはお客様情報を渡して、これをもとに意向把握をし、お客様に最も適する
と考える提案をしてもらいます。
 ≪出場者≫
 ① 斎藤憲一さん (株式会社ネクサス)
 ② 沖田久幸さん (株式会社SEIKO)
 ③ 伊藤大樹さん (株式会社ネクサス)

【第二部】
★ベテランメジャーリーグプロ選手による神様ロープレ★
 神様と呼ばれる募集人が登場して、1時間程度、完璧な顧客ロープレを披露していただき
ます。
 ≪出場者≫
 ① 岡野 翔 さん (株式会社つなぎ 代表取締役)

審査委員長は毎年恒例の結心会監事である一般社団法人日本ライフマイスター協会 理事長 人見輝也氏にお願いをしています。

一般の方で審査に参加してみたいという方、大募集中です。
また、観戦希望者募集中です。観戦は3000円頂戴しています。更に、お客様役としてロープレ甲子園に参加したいという方も募集しています。

第7回ロープレ甲子園の開催概要は次の通りです。
◆日程 2017年8月19日(金)13:00~17:00
◆場所 株式会社WALLOP放送局 3階スタジオ
    東京都墨田区業平4-16-6 (スカイツリーから徒歩5分)

大勢の皆様の参加をお待ちしています。

暑い8月19日に今年もしたいと思います!
ご協力お願い申し上げます。

保険ショップの多様性を如何に際立たせるか?

  • 2017/07/28
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

保険ショップは「サービス業」です。
保険ショップで保険を販売するのではなく、もっと前の段階で、保険ショップを体感してもらうことが必要です。
そのためには、保険以外のアイテムを揃えています。

7月に開催された結心会定例会で、こうしたアイテムを幾つか紹介しました。
その一つが「家系図作り」。
明治になって150年。戸籍を遡ることで、家系図を作成することが出来ます。地方の地主の方や富裕者層に人気があり、お子様がお父さんへのプレゼントとして活用されているケースも多いとか。家系図を作ることで親族関係も全てわかりますので、資産形成系の紹介案件にも繋がりますよね。家系図を作る提案で喜んでいただき、フィーもいただき、親族の紹介までいただければ言う事ないと思われませんか。

「金の積み立て」も紹介しました。
月額1000円から始められるオンラインの純金積立サービスで、資産形成の一つに「金」の保有の提案は良いかと思っています。オンラインから口座開設が出来(当然、審査はあります)本人確認書類を提出すれば口座開設完了となります。取扱商品は純金・プラチナ・純銀の3種類。毎月1000円以上で購入金額を決めて購入する方法や、毎月1g以上の数量を決めて購入する方法があります。スポット取引も出来、1時間おきに更新される業者の小売価格をチェックしてお好きな時に購入、売却も出来ます。年会費は1200円で手数料も一律2.8%と分かりやすいですよね。個人のバランスシートをチェックする際に資産の分散として預貯金を純金にしておくことはお客様に提案し易いですよね。

最後に、「手洗い洗車FC」の紹介もしました。
大量の水を使用せず洗剤を活用して「出張洗車」をするFCを保険代理店にご提案いただきました。出張洗車をしていただくのは、障がい者の皆様となります。障がい者自立化を推進するために始められた事業で、洗車受注のFCに保険代理店をなることで、CSRを実現しようという提案でした。地元で頑張る保険代理店が社会貢献できるアイテムとしては事業性もあり良いと判断しました。障がい者支援をされている多くの企業から社有車の洗車依頼があるそうで受注には困らない感じがしています。洗車によって自動車に触れることで、車検証や自賠責保険証券のコピーをいただける可能性もありますよね。任意自動車保険の切り替えは時間がかかりますが、自賠責保険は手間いらず。

如何でしょうか。
こうした保険とは関係のないアイテムを多々揃えて保険ショップや保険代理店ではお客様に提案をしています。
保険に加入するまでに、保険ショップ、保険代理店を感じてもらうことを多様化の中に探してみませんか。


オンデマンド保険、ついに登場

  • 2017/07/21
  • Dr.ウエノの保険コラム

東京海上日動火災保険とワランティ社は、24時間単位で家電の故障などを補償する「オンデマンド保険」の開発・提供について業務提供したと発表しました。両社は三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、三井物産インシュアランス(東京都千代田区)と連携し、8月末のサービス開始を目指すそうです。
 
オンデマンド型保険「ワランティナウ」は、「必要なモノに必要な時間だけ保険をかけられる」という優れモノ保険!
ついに時代はここまで来たかという感覚を持っています。

例えば、「旅行にカメラを持っていく」場合などに数日間だけ保険をかければ、破損や水没した場合に費用負担なく修理してもらえるということになります。スマートフォンを使って手軽に素早く加入・解約できるのも特徴。保険料はデジタルカメラなどデジタル家電で24時間39円からというから凄いですよね。

順次対象を拡大させ、盗難・紛失を補償するサービスも追加する予定と報道されていました。契約者数はサービス開始後1年で10万人、2020年までに100万人を目指すとしていますが、既に「一日だけのワンデイ」の自動車保険やゴルファー保険も定着しつつありますので、告知次第では大きく伸びることが想定されると思います。

心配なのは、損害率だと思います。
ヒト保険や賠償責任保険でなく、モノ保険には、不良リスクが付きまといます。
古くなって新しくしたいと思っていたカメラに保険加入して、故意に壊すといった行為を如何にして防御するかがポイントだと思います。保険金支払いが大きくなれば、収支が合わないので折角の保険も引受が出来なくなってしまいます。
加入時の「モノ」の証明をスマホを使って如何に出来るか、また「事故性」を如何に立証するのか興味深いと思います。

しかし、こうして「欲しい時に欲しい保険に加入できる」こと自体は、素晴らしいことだと思います。本当の意味で、「保険」の価値を立証できることだと思います。

「最近の若い人」は、自動車に興味がないので自動車保険に加入することもなく、また実家住まいの方も多く火災保険も親が加入しているので縁がなく、ケガの保険も家内でゲームして一日過ごすという方も多く出歩かないので傷害保険も必要ないという損害保険会社からすると行き詰まりという状況にあります。
そうした若年者層に保険に関心を持って貰う対策が求められていますが、その突破口の一つになれば面白いと思います。この保険を通じて「趣味」が分かりますので、共通の趣味を持ったユーザーを集めてコミュニティを作ってあげるとか出来れば、特殊な保険ニーズが発見できるかもしれません。

オンデマンド保険、あと2ヶ月もしたら販売しているようですので、モノ保険に実際に加入してみたいと思います。


保険ショップの最近

  • 2017/07/21
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

最近の保険ショップ動向で注目すべき展開を二つ、ご紹介したいと思います。

一つは、「りそな銀行」が展開する「セブンデイズプラザ」。

りそな銀行自身が、銀行窓口の平日営業外時間や休日でも各種相談に対応する専門店舗として展開しているもので、既に、渋谷、横浜西口、立川、池袋、新宿西口、名古屋駅前、大阪梅田、天王寺、神戸、大阪・枚方に出店しています。

「いつでも・どこでも、お客様にご利用いただけるサービス」の提供を実現するために開発した「相談特化型ミニ店舗」という位置づけで、午後3年間で30店舗を目指すとしています。

特徴は、専門のスタッフか、資産運用、ローン、遺言、相続まで生活設計をワンストップでサポートするというもの。信託銀行の機能を持つ銀行ならではの切り口だと思います。
サラリーマン層を中心に土曜・休日の来店が増加しているそうで、保障性保険等の成約率も高いと報道されていました。相談内容も、住宅ローン、保険、iDeco、NISA、ファンドラップ、相続など多様とのこと。完全予約制で一組に対して約2時間を確保して対応しているそうです。

どうやって、「集客」しているかと言うと、りそな銀行がターゲット層に対してアウトバウンドコールやスマホ等へのe-DM等で案内して、同店のサービス内容等を案内しているそうです。これは強いですね。
保険は当然、複数の保険会社の乗合ですが、元々銀行窓販代理店が運営していますので、資産形成系の強い保険会社勢ぞろいという感じになっています。
また、セブンデイズプラザのサイトを見ると、骨董品の勉強会といった変わったセミナーもあり、面白いと思いました。

二つ目は、損保ジャパン日本興亜社の直接運営店舗「やさしい保険ショップ」。

宇都宮、高崎、徳島、松山、福岡の5店舗を有する保険ショップです。
特徴的なことは、損保ジャパン日本興亜関連の保険会社しか扱わない事。昔はアリコの「いいなショップ」もあり、アフラック保険ショップは今も各地にありますが、限定した保険会社商品のみを扱う保険ショップとして面白い展開だと考えています。
比較推奨等をするまでもなく、損保ジャパン日本興亜のファンを対象に保険相談できるという設定は興味深いですね。最近は損害保険代理店が減り、今まで加入していた保険代理店がいなくなってどうしたら良いかわからないという方も多いように思います。こうした方にとっては意外と聖地になるかもしれませんね。

こうした窓販から脱却し、普段、銀行で接触できない顧客との接点を見出し新しい需要を創出しようという思惑の銀行による保険ショップ、自社商品のみを扱いコアな顧客との接点を深めようとする保険ショップと「新型」ショップが登場して来ています。

新しい保険販売チャネルを何処に求めるか?
資金力のある企業には勝てないかもしれませんね。

ドラックストアの売上がコンビニの6割に!

  • 2017/07/14
  • Dr.ウエノの保険コラム

ドラッグストアが日本の消費の受け皿としてスーパーやコンビニエンスストアと並ぶ形態に成長してきました。
ドラック・調剤店は、地域に特化したチェーン店が多く、北海道のツルハ薬局、関東はウェルシア、東海はスギ薬局、関西はヒグチ薬局&ファーマライズやキリン堂、九州には総合メディカルといった大型チェーン店が仕切っています。

地方のドラッグストアが地域で果たす役割も大きいですよね。クルマで来店した買い物客は食品や日用品をワンストップで、しかも安く購入していけます。売り場は大型スーパー並みの店舗も多く、風邪薬などの一般用医薬品(OTC)や化粧品だけでなく日用品、野菜や加工食品、酒類まで3万5千点を販売しています。
品ぞろえもよく、他店より安いという消費者の評価を受け、出店ペース16年度に比べ13%多い、800店超と12年度以降で最高となるそうです。大手10社の店舗数は17年度末に1万951店で、出店から退店を差し引いた純増は655店となる見通し。結果、都市部で網の目のように展開する約6万店のコンビニの3割強に達しました。
 
小売業の中で後発のドラッグストアはOTCから日用品、食品まで安値で販売するモデルにより1990年代から急成長が始まりました。核家族化による世帯数の増加に加えデフレで強まった節約志向を追い風に客層を広げ、GMSに代わって伸びたコンビニからやや遅れ、日本の小売りの主力形態の一角に躍り出たことになります。

ドラッグストアは出店地域の需要に合わせて柔軟に店舗を出しており、人口の多い都市部では医薬品や化粧品をメインに販売し、増加するインバウンド(訪日客)需要も取り込んで拡大しています。地方では購買頻度の高い食品の比率を上げ、スーパーの代替として存在感を高めています。
 
日本チェーンドラッグストア協会によると16年度のドラッグストア売上高は15年度比5.9%増の6兆4916億円。このうち調剤を含む「医薬品」が3割超になります。
調剤薬局は薬剤師が患者の薬の服用状況を一元的に管理し、地域住民の健康相談の窓口になる「健康サポート薬局」に展開を求められています。

保険代理店もこうした調剤・ドラックストア展開を見過ごす訳にはいきません。
人と出会える「場」「箱」として、こうした調剤・ドラックストアを活用しない手はないと思います。しかし、調剤・ドラックストアに保険ショップは若干違和感があると思います。ただ、シナジー性は十分! このあたりを如何にクリアできるかがポイントだと思います。

大型商業施設に出店している保険ショップも出店場所自体の変化を求められています。
調剤・ドラックストアは、「数」も「売上高」もコンビニに近づきつつあり、人と出会える場所としては、必須の「場」「箱」だと思います。
全国の保険代理店の皆様、一緒にトライしてみませんか?