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保険代理店が色々な顔を持つことで地域を支える存在になる

  • 2021/12/20
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

国内宅配ピザ最大手のドミノ・ピザジャパン(東京・千代田)は出店を加速させることが報じられました。

現在約850ある店舗数を2026年には2倍弱の1600店舗に増やすとのことです。外出自粛で料理の宅配を楽しむ習慣が定着し、今後も需要拡大が見込めるためで、宅配時間を短縮するため、未出店地域が多い地方だけでなく都市部でも出店を進めるとしています。料理宅配業者との競争が激しくなっており、宅配のスピードを上げて対抗するそうです。

日々、ウーバーイーツの自転車にぶつかりそうになるほど、フード宅配は日常化しましたね。「今、一番良く会っている人は誰ですか」と問うと「ウーバーイーツやアマゾンの配達員」と答える方も多いのではないでしょうか。であるならば、日々会っている配達員が荷物と共に保険のチラシを持って行ってもらったら保険も売れるのではと考えたこともありますが、自転車の走行マナーの極悪さを観る限り、彼らにはモノを届ける際の心が欠落しているので無理ですね。

一方で、以前にも何度か紹介している「セブンイレブンのラストゼロマイル宅配」は凄いと思います。お爺さんがお弁当の宅配を依頼すると、セブンイレブンの宅配業者さんはお届け先の家に上がって弁当のラップを取ってあげて、サランラップをお借りして巻いて電子レンジに入れてチンまでして漸く配達完了となります。これを称して「ラストゼロマイル」。
凄いと思いませんか。サザエさんに出てくる「三河屋のサブちゃん」を目指すとしていますが、お邪魔して話せば、次の注文も確実にもらえ、しかも、利用者にとっては利便性が高くて良いですよね。

このセブンイレブンの宅配業者はGENIEという会社になります。GENIE社のコンセプトの一つは「買い物弱者をなくす」ことです。実際に山奥の村にも「ドローン」を使った宅配の実証もされています。しかし、ドローンを使ってモノを運んでも誰が個々の家庭に配達するのかが課題となりますが、ここで全国各地の保険代理店ネットワークを使ってみてはどうかと提案しています。どんな山奥でも自動車はあるので近くに自動車整備工場があると想定しています。当然、スペースもありますので、ドローンの離着陸の場所確保も容易かと思います。ここにドローンを飛ばして整備工場の保険担当者が個々の家まで配達するという企画を持ち込んでいます。これが実現できると買い物弱者をなくすことができ、更に保険代理店が宅配業者という別の顔を持つことができ、日々、宅配する中でお客様との関係は更に密になり、「真に寄り添う」ことが出来ると考えています。
この企画に関心がある方は、2022年2月8日~9日に開催される第53回結心会定例会に参加下さい。このGENIE社がプレゼンされます。保険代理店が保険だけでなく色々なモノやサービスを扱うことで「三河屋のサブちゃん」となり、地域を支える! これも結心会で取り組むローカルSDGsの一環と位置付け取り組みを強化していきたいと考えています。

ワタミがすし事業参入、くら寿司は世界一映えるZ世代向け店舗新設

  • 2021/12/13
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

ワタミは、外食事業における新ブランドとして、寿司と大山どりのお店「すしの和」を展開するとして1号店を錦糸町南口駅前にオープンしたことが報じられました。「すしの和」はウィズコロナ時代の外食ニーズに対応した目的来店業態と位置付け、居酒屋からの業態転換を進めるとしています。ワタミでは、「ミライザカ」「鳥メロ」といった居酒屋業態を展開する一方で「焼肉の和民」「かみむら牧場」といった目的来店を意識した焼肉業態を基幹事業の一つと位置付けると共に、から揚げ専門店「から揚げの天才」やフライドチキン店「bb.qオリーブチキンカフェ」といったテイクアウトニーズにこたえる業態を積極的に展開してきました。今回のすし業界参入は、コロナ禍における外食ニーズは、より目的来店化が進んでいることをふまえての展開となるとのことです。戦略が明確ですね。

商品面の柱である寿司は大手水産会社と連携した仕入力をいかすことで、握り寿司を一貫88円(税込96円)からという価格設定にしたそうです。焼き鳥は1本88円(税込96円)からという手ごろなメニューとともに、銘柄鶏「大山(だいせん)どり」を使用したメニューもそろえたことが大きな特徴だそうです。

一方、くら寿司は第27期の新戦略に「スシテナブル」を掲げ、「安くて美味しい寿司を永続的に提供しサステナブルな経営を目指す」としています。その新戦略の中の「新たなユーザー層獲得」では、「スマホネイティブなZ世代に注目」するとビジョンを明確にしています。Z世代は流行や消費の新たな担い手と言われている世代で、ある調査によると、2020年時点でアメリカの消費の40%以上がZ世代で、金額にして約1430億ドルもの購買力を持つと言われているため、業界でも初となるZ世代向けの新店舗「くら寿司 原宿店」をオープンしたことが報じられました。

Z世代向け店舗「くら寿司 原宿店」のインテリアデザインのコンセプトは、「日本の伝統文化×トウキョウ・ポップカルチャー」だそうで、従来のイメージに加え、Z世代向け店舗ということで、さまざまなフォトスポットを用意し、世界一映える寿司屋を実現したとのことです。新店舗にはカラフル提灯ウォールや巨大浮世絵、ロゴウォールなど、フォトスポットが満載となっているそうです。

更に、新店舗の目玉となるのが、近未来的なクロームメッキのスイーツ屋台だそうで、自動クレープ焼き機を2台設置し、赤と黄色の2色に彩られたクレープを提供するそうです。
これらのスイーツはテーブルに設置されているタッチパネルからオーダーでき、スイーツを受け取った後は座席を離れて、明治通りに面したバーカウンターや、国立競技場や東京タワーが見えるテラスで食べることも可能にし、特にテラスは夜の夜景がキレイでおすすめなのだそうです。一度は行ってみたいと思うコンセプトを明確にした店舗かと思います。

保険ショップ運営には、大変参考になる話題かと思います。
①来店する目的が明確化してくる
②Z世代を対象とした思い切った店舗づくり
このヒントをもとに新しい保険ショップのコンセプトづくりをすると良いかと思います。
皆様、お分かりになりますよね。わからない方は有料でご指導させていただきますので、ご一報下さい。従来とは異なる戦略で攻めることが今は肝要かと考えますね。

子ども名前には親の想いが注入されています

  • 2021/12/06
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

今年生まれた子どもの名前で最も多かったのは、男の子が植物の「はす」を表す「蓮」(れん)、女の子は、絹織物の一種を表す「紬」(つむぎ)だったという調査結果がまとまったことが報じられました。
この調査は、明治安田生命が保険の契約者の情報をもとに毎年行っていて、今回はおよそ1万7000人の名前が対象となりました。

それによりますと男の子の名前で最も多かった名前の表記は、植物の「はす」を表す漢字の「蓮」という名前でした。次に多かったのは、太陽の「陽」に飛翔の「翔」をあわせて「はると」や「ひなと」などと読む名前だったそうです。
女の子で最も多かったのは、絹織物の一種を表す漢字の「紬」という名前で、調査開始以来、初めてトップになりました。次いで太陽の「陽」と植物の「葵」をあわせて、「ひまり」や「ひなた」などと読む名前だったそうです。
一方、名前の読み方でみると、男の子は13年連続で「はると」が最も多く、次いで「みなと」、その次が「りく」でした。女の子は「めい」が最も多く、次いで「みお」、その次が「つむぎ」だったそうです。
また、ことしは東京オリンピック・パラリンピックが開催されたこともあり、金メダルを獲得した体操の橋本大輝選手の「大輝」、卓球の水谷隼選手と同じ読み方の「じゅん」など、活躍した選手にちなんだ名前が大きく順位を上げたそうです。最近引退したプロ野球選手の松坂大輔投手の全盛期には大輔という名前が多かったですが、親心って凄いですね。

調査した会社は、「コロナ禍が長期化する中、上位入った名前には、人と人とのつながりの大切さや健康やたくましさをイメージさせる漢字が多く使われた」と話していたことも報じられていました。

まさにそんな感じですね。親が子どもに輝かしい未来が来るようにと願ってつける名前。保険ショップでも来店されたお客様のアンケートをもとにお客様ご自身に名前の理由やお子様の名前の理由をお聴きして、そこから話題を掘り起こしていきますが、本当に色々な想いが込められていて、聴いている方も大変勉強になります。

ご自身の名前の理由を知らない方はこの機会に親に聞かれたら良いと思います。
コロナ禍で帰省できなかった方々も今年は帰省される方が多いと思います。実家に帰ってお父さん、お母さんとじっくり会話をされては如何ですか。2年ぶりに帰省して「両親ともに年取ったなー」と思われましたら、実家近くの保険ショップに是非お立ち寄り下さい。保険ショップの強みは年末年始も開いていることです。実際、帰省された方が年末年始に保険ショップに来店されています。正月1月1日元旦に保険申込いただく経験はおそらく保険ショップ勤務の募集人以外ないと思います。全国各地にある保険ショップは、これから年末年始、そして3月まで超多忙な月を迎えます。お客様の笑顔のために保険ショップスタッフは年末年始も休まず営業しています。話題の中にお子様のお名前の理由も入れて頑張っていきましょう!!

炭素クレジット

  • 2021/11/29
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

地球温暖化対策への機運の高まりを背景に、温室効果ガスの排出量の取引の一種「炭素クレジット」と呼ばれる民間主導の仕組みに注目が集まっていると報じられていました。

「炭素クレジット」は森林の保護や植林などによって生まれる温室効果ガスの削減量を「クレジット」として発行し、ほかの企業などとの間で売買できるようにする仕組みです。
二酸化炭素の排出を実質ゼロにすることを目指す企業が増えていることでクレジットの需要は増していて、イギリスの調査会社のまとめによりますと、去年世界で発行されたクレジットは二酸化炭素2億2300万トン分となり5年間で3.8倍に増えたそうです。現在は1トン当たり平均5ドルほどで取り引きされていて、今後需要が一段と伸びることで2030年までに価格が最大10倍ほどになると予測されているということです。

炭素クレジット市場の拡大はITを活用した森林や農地の管理など効率よく二酸化炭素を吸収するための技術開発につながると期待されていて、欧米の企業を中心に利用が活発になっているほか国内でも動きが出始めているそうです。

アメリカでは環境政策を重視するバイデン政権のもと、炭素クレジットが「新たなゴールドラッシュ」とも表現され期待を集めているそうです。中西部オハイオ州の農家では、およそ1200ヘクタールの畑で秋に大豆を収穫したあと畑を使わない春までの間、収穫しないライ麦などを植える取り組みを始めることで5年間で日本円で1900万円余りを手にできるそうです。

世界の流れを踏まえ、日本でも炭素クレジットを生む事業に乗り出す企業が出始めているそうです。
石油元売り最大手のENEOSホールディングスは、環境関連の企業に相次いで出資していて、このうち今年3月には森林を管理するシステムを手がけるスタートアップ企業に出資したそうです。そして、茨城県日立市にあるグループ会社の遊休林で二酸化炭素の吸収の効率を高め、削減分をクレジット化するための調査を始めたそうです。

海外を中心に民間の炭素クレジット市場が拡大している中、チャンスが国土の3分の2が森林の日本にもありますよね。地方の森林や土地を活用して「炭素クレジットを供給」できるようになると考えています。こうした取り組みを自治体とするにはコストがかかるので、このコストを「ふるさと納税」を使って集めようとして朝日放送テレビが8月に立ち上げたふるさと納税サイト「ふるラボ」を応援しています。まだまだご満足いただける「返礼品」の品揃えは十分ではありますが、こうした地域創生を目的に「意図的にある町にふるさと納税し資金を作る」というスキームを構築したいと考えています。

皆様はふるさと納税をされましたでしょうか。
今年は、ふるさと納税サイトとして「ふるラボ」を検索いただきたくお願い申し上げます。
入力の最後にクーポンコードが出てきますので、ここに「K0001」と入力ください。Kは大文字になります。

「Kって何?」 結心会のKです!! マジ???
「K0001」の入力、お忘れなく!!

モール型保険ショップとか如何でしょうか

  • 2021/11/24
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

10畳ほどの広さの美容サロンがショッピングモールのように並んだ「モール型美容サロン」という新しい形態が、コロナ禍で増えた空きテナントを活用して美容師の独立を後押しする取り組みとして、今、注目されていることが報じられていました。  

東京都内の一等地・南青山のビルに6月オープンした「THE SALONS」は、中に入ると、2つのフロアに19の美容サロンが並んでいます。
運営会社の代表によると、コロナ禍で飲食店が撤退したりオフィスが縮小したりして空きテナントが増える中、賃料を下げても貸したいというオーナーを選んで賃貸契約をしているそうです。
一方、50万人以上いる美容師の中には、需要が見込める都心部で独立を目指している人も少なくありません。そこで、広いフロアを借り、「小分けにして美容師に貸し出す」ことで独立を後押ししようと「モール型美容サロン」を展開されたそうです。そして、賃料が下がる今、事業を加速しようとしています。美容師の独立には、内装工事や備品などに1000万円以上が必要と言われていますが、これを活用すればシャンプー台などの備品は備え付けで、月々26万円からの家賃と、家賃3か月分の保証金を払えば開業できるということで人気を博しているそうです。
顧客にとっても同じスペースに複数の美容師がいるのは便利ですよね。2~3年いて経営者としてのスキルをあげ、独立できれば、起業支援にもなって良いと思います。

また、別の報道では、「解体物件」専門に出店している人を紹介していました。1年後とかに解体が決まっていて期間限定に故に格安の家賃にできる訳ですが、壊す訳ですから壁とか修復する必要がないので自由に使えて、こちらも人気を博していると報じていました。都心物件にはバブル期の建物や耐震基準に達していない建物も依然として多いので、解体物件はかなりあるそうです。目の付け所が良いですよね。

如何ですか。面白いですよね。コロナ禍で家賃が下がった物件を広く借りて美容師でシェアして使う、解体物件を探して格安家賃で一定期間だけ出店するといった出店方法は大変勉強になりますね。

保険代理店もネットワークの時代です。態勢整備やお客様アフターフォローの仕組み作り、個人情報管理のセキュリティ等々、一代理店ではハードルが高すぎるものが増えています。
だからと言って安易に統廃合すると面倒ですので、まずは「保険代理店モール」でも作って徐々に進めていくのが良いと思いました。
都心のビルをワンフロア借りてスペースの多くのコワークスペースとして貸出してスペース利用料で家賃賄っているところもありますが、保険代理店事務所として貸し出しているところはないので誰かやって欲しいものですね