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お台場のパレットタウン等が営業終了 常に変化することが求められる時

  • 2021/08/02
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ
お台場の複合型施設「パレットタウン」(江東区青海1)が今後の新たな開発のため、今年12月より順次各施設の営業を終了することが報じられました。

1999(平成11)年3月に開業した「パレットタウン」は、中世ヨーロッパの雰囲気が特徴の商業施設「ヴィーナスフォート」、モビリティ体験型テーマパーク「MEGA WEB」、「パレットタウン大観覧車」、コンサートホール「Zepp Tokyo」、体験型ミュージアム「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソンチームラボボーダレス」など、多様な施設が集結している複合型エンターテインメント施設で、これまでに国内外延べ約4億人が来場したそうです。恐らく、皆さんも1回は行ったことがあるのではないかと思います。
当該施設への最近の来店はほぼ訪日客でしたので、訪日客が来れなくなったので、仕方がないという感じでしょうか。まさに「栄枯盛衰」という想いですね。

同じお台場では大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツが営業終了および9月5日をもって閉館します。ここもとんでもない数の来場者がいましたが、同様に栄枯盛衰という感じですね。

近所に沢山あったタピオカの店舗もほぼ無くなり、高級パン屋の行列も無くなりました。コロナ禍もありますが、それにしても消費者の消費動向は移ろいやす過ぎますね。

保険ショップの数も減っていると思います。特にコロナ禍で全体の11%の来店型保険ショップがWEB相談を導入(矢野経済研究所の資料によると)し、コロナ禍で対面募集を嫌うお客様が積極的な活用されたので、これでは維持コストのかかる店舗を置く必要が無いですよね。

保険ショップが世に出て20年くらいとか思います。お台場のパレットタウン同様に年を取りましたので、新しい形態への変化が急務かと思います。
それが何なのかという明確な答えはありませんが、金融全体が相談できるフィナンシャルショップに変態する、悩み事・困り事等々に対応できるプラットフォームにする、地域金融や地域企業と提携した新しい地域のハブにする、商業施設といったところから別の人が集まるところに出店先を変えていくといったあたりは既に取り組まれています。
今秋からスタートする金融サービス仲介業としてのリアルショップもありかと思います。

保険や金融周りだけでなく、モノやサービス等を販売することも良いと思います。
ヤマダ電機の家電販売、つばを取ってDNAでがんリスク・一般疾病リスクがチェックできるキットを販売する、家系図やお墓等を案内する等々は取り組んでいる保険代理店も多いですが、まだまだ保険代理店が販売してシンクロ性のあるモノやサービスはあると思います。「保険代理店だから」という変なキャップを外して、とにかく何でもやってみることが大切な時かと思います。