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4月よりプラスチック資源循環法施行

  • 2022/03/14
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ
いよいよ4月から「プラスチック資源循環法」が施行されます。当該法は、プラスチックについて、単に「捨てる量を減らそう」ではなく、「捨てることを前提としない経済活動をしよう」としているのが特徴で、3R+Renewable促進を掲げています。
3Rとは、次の3つを言います。
・Reduce   製造のために消費する資源を減らす
・Reuse    使用済み製品を繰り返し使用する
・Recycle   廃棄された製品 を原材料等として利用する
そして、Renewableとは、製造に使用する資源を再生が容易なものに置き換え、廃棄をしないものづくりをすることになります。旬なテーマなので、保険代理店の皆さんも、ウンチクの一つに加えておきましょうね。

その中で、無料で渡されるスプーンやフォークなど使い捨てのプラスチック製品12品目について、年間5トン以上提供している企業に対し削減に向けた取り組みを義務づけられ、これを受けて対象となる大手コンビニでは対応を進めていています。
ローソンは、持ち手に穴をあけて、長さも1センチほど短くしたスプーンとフォークや、木製のスプーンを全国の店舗で導入することが報じられていました。また、ファミリーマートが、持ち手に穴をあけたスプーンやフォークの導入をすでに進めているほか、セブン‐イレブン・ジャパンは植物由来の素材を30%混ぜたスプーンやフォークを導入するそうで、メディアで報じられています。企業の間では対象となる製品の素材や形状を変えてプラスチックを減らす動きが広がっていますが、製品の提供自体を取りやめるのはコンビニ業界では異例で、消費者の理解を得てこうした取り組みが広がるか注目されるとも報じていました。コンビニでは毎日何かしら購入されていると思いますので、コンビニをはしごして実体験してみて下さい。

因みに、結心会でも資源循環で何ができるかを取り組んでいます。
以前紹介した「クルマのバンパーの回収」もその一つです。事故等で廃棄するバンパーを無料で引き取り、再生プラスチックに加工し直し、ここで得た資金を使って「子ども食堂」を開催するという取り組みになります。結心会には各地の整備工場代理店を集めて会員化しており、今まさに「いざ鎌倉」ということでバンパー回収からの再生に取り組もうとしています。また、中古携帯電話の回収を伊藤忠商事が子会社のファミリーマートを作って行う実験を始めたと聞いたので保険ショップでもできないかと模索中です。資源の回収は「ハブとして保険ショップ」で担うことができれば地域貢献にもつながると思いますと考え、ローカルSDGsサポーター俱楽部という部会を結心会内に作りました。第2回ローカルSDGsサポーター俱楽部は3月24日13時から17時で東京・日本橋のFWD生命保険会議室をお借りして開催しますので、関心のある方は是非ご参加下さい。オンライン参加もできます。

各地の地域に根差した保険代理店が環境問題から町興しといった地域を元気にハッピーにする取組をして地域を支えることが今求められていると思います。こうした意識を持って動くことで周りを巻き込むことができると思います。法律が変わる時が動き時! でも一人のチカラではどうにもなりませんので、結心会に集い、一緒に取り組んでいくしかないと思います。結心会では現在会員大募集中です。各地の想いのある保険代理店の皆様、是非結心会に集まって下さい。「いざ鎌倉」でなく「いざ結心会」じゃー!