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東京都の30歳時点での未婚率、実に58.8%

  • 2022/05/02
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ
関東・山梨8都県の30歳時点の未婚率(2020年)はいずれも全国平均(54.5%)を上回ったことが報じられていました。なかでも東京都は地方から上京して独身のまま過ごす若年層が多く、総じて未婚率が高い上に、新型コロナウイルス禍で対面の婚活イベントが難しくなって更に上昇の傾向があるそうです。是非もなしというところでしょうか。

因みに首都圏での30歳時点での未婚率は次の通りです。
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東京都は男性で63.1%、女性で54.7%と高数値となっています。東京は何でもそろっているので結婚する気が起こらない訳はわかりますが、我々からすると、「これでは生命保険に加入する目的が生じて来ません」と泣きが入ると思います。

こうした中、自治体が知恵を絞っていることが報じられていました。
例えば、東京都は婚活に向けたファッションや会話術などをYouTubeでオンライン配信していて、ファッション編は約3万6000回視聴されているそうです。また、茨城県では運営する「いばらき出会いサポートセンター」で昨春、AIマッチングを導入し、会員はセンターに足を運ばなくても、スマートフォンなどから相手を探せ、オンラインでお見合いできる機能も追加し、県外在住者も利用できるようにしたそうです。効果は大きく、2021年度のお見合い実績は約2260件、交際が始まったカップル数は約930組と、いずれも2020年度の2倍超に増え、茨城県の少子化対策課は「AIマッチングはオンラインで相手のことをある程度分かってから対面できる良さがあるのでは」とみていると紹介されていました。自治体がここまでやるかというところですが、それだけ深刻な問題であると思いますね。

他には、埼玉県は2018年に「SAITAMA出会いサポートセンター(恋たま)」でAIマッチングを導入し、毎週お見合い相手を自動的に紹介する機能を備え、200組以上のカップルを結婚に導いたそうです。神奈川県も県内の婚活情報などを紹介するサイト「恋カナ!かながわで恋する×かながわに恋する」を開設していて、最近はオンラインでの相談やパーティーが目立つそうです。

地方の保険ショップでは、保険相談に来られた夫婦から「東京に行った娘がなかなか結婚してくれない」との相談を受け、東京の保険ショップと連携して「保険ショップが婚活」を事業として展開しているところもあります。「結婚」「お子様誕生」というライフステージの2大ポイントを創出しないと生命保険につながりませんので、保険代理店自らが目的を創出できるように動くことが益々求められると思います。

保険ショップは保険代理店業ではなく「小売業」であり「サービス業」になります。
お客様の悩み事、困り事等のご相談に乗ることで『CXを創出』し、故に「保険に加入するならこの代理店で」につながっています。
感情的価値「CX」を創出する一つとして「婚活」も保険代理店で積極的に取り組んで行きませんか。