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モーター代理店チャネルは面白い

  • 2022/09/05
  • Dr.ウエノの保険コラム
第9回結心会モーター部会を開催しました。半日しかやりませんが、毎回実に面白いです。
参加者で意見交換しますが、その内容が秀逸でとにかく楽しいし、回を重ねるごとに進展していて面白いです。

今回のモーター部会での発言をいくつかご紹介しましょう。

■自動車整備工場の業界では「サービスと言ったら値を下げる」ことしか考えていなかった。結心会モーター部会に参加して「知恵を使う」ということを学んだ。お客様に喜んでいただけるサービスや色々なモノの販売でお客様との距離が縮まることを実感している。特に保険は従業員が人に関心を持つ良い機会となっており、社員教育としても使えている。生命保険の大切さを知ることでお客様そのものに関心を持つことができるようになり、会話が車に限定されたものから家族や趣味といった幅広い分野でできるようになり、従業員も保険アンケート依頼の中で会話が弾んで楽しいと言うように変化してきた。整備工場の業態変化のためには生保取り組みが間違いないと感じている。

■自動車整備は原材料が値上がりして粗利率が大きく下がっている。そこで生保事業をより強化しようと考え、車検や自動車保険更改の際での生保見直しの声掛けを積極的に展開しているが、現状の統計を紹介したい。まず声掛けからの商談移行率は25%、商談後の成約率は63%、声掛けを母数とした場合の成約率15%という指標が出た。そこで、車検等以外でも声掛けするために誕生日データを生かし誕生日1.5ヶ月前にSNSでハッピーバースデーメッセージの案内をすることにした。車検で月間150~200人に対し、誕生日だと月300~600人と対象者が大幅に増える。これを逃す手はないということで、トライアルをスタートした。相変わらず車を売っても納車ができず売り上げが上がらなくて営業もやることがないので、生保注力をより強化していきたい。

■プルデンシャル生命元社員を採用して車検のお客様にアンケートをして生保相談につなげるというスキームで6月単月で101件の契約が成約できました。しかも保障系保険が中心で何と保障金額合計で13億円という契約に至りました。ポイントは「従業員が生命保険の大切さを理解すること」でした。プルデンシャル生命元社員が整備工場スタッフと何度も話をして生命保険の大切さを伝えたことで、車以外の会話も積極的にするようになり、これが内容の濃いアンケートの回収につながりました。
結心会の進める「保険は愛」がすべての基本であることを再認識し、モーター部会での生保推進に確信が持てました。

如何でしょうか。内容読んでいるだけで楽しくなりませんか。自賠責保険・自動車保険のモーターチャネル代理店が生保代理店、しかも大型代理店に変貌しつつあります。
全国の整備工場さんといったモーター代理店の皆様、ご一緒されませんか。