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「ママに嫌がられないために」というセミナー原稿を見つけました

  • 2022/09/12
  • Dr.ウエノの保険コラム
最近、セミナー依頼が多いので、改めて昔の資料等を色々と見ていたら、懐かしいレジュメが幾つか見つかりました。久しぶりに見ると面白いので紹介したいと思います。

テーマは『ママに嫌がれないために』というものです。保険ショップ来店の主体が昔はママでしたので、ママ対策で考えた内容のようです。
切り出しは「女性脳」を考えるということで、①男性よりは直感で受け入れること、②そのため瞬時に受けられた印象を覆すことは難しいとしています。
で、ママに嫌がられる3つのポイントを紹介していました。
① 汚い・・・髪の毛、靴、指先、かぱん等にも気を使うことが肝要
② 臭い
③ しゃべりすぎ・・・ママは自分が喋りたい
なるほどですよね。

その反対をやればママに好かれる訳ですので、
何と言っても清潔感に気をつける・・・特に女性は女性に対して厳しいのでここは絶対
キープしないといけません
匂い、香りに敏感なので、気をつける
聞き上手、質問上手になる、と分析していました。

聞き上手になるには、家族の話、子供さんの話から入ることが良く、どんな遊びがお気に入りですかとか、どんなおもちゃがお気に入りですかというところから入り、子供を連れていける美味しい店とか穴場店、習い事、小児科、耳鼻科、歯科とかの話題につながれば、その中に知らない情報があればママは感動し、ファンになってもらえる可能性が高いと分析していました。「飲食」と「子供」と「男(ママが好きなタレント)」を押さえれば勝てると分析していたようです。

更に、『ママは時間がない』ので、具体的な提案を心掛け、短時間決戦の気概で取り組むべきとか、『ママは数字が苦手』なので、「一緒に作業して見せることが大事」と分析していました。こうした流れのセミナーでしたら、参加者には盛り上がっていたと思いますね。

最後に『最終決定権はママにある』ので、以上のことに気をつけながら、ママとコミュニケーションを取り、「ママ自身が『自分が決めた』」と思っていただくことが肝要と締めていました。
なかなかレジュメとしては秀逸な内容ですね。自分で作ったものですが、改めて十数年ぶりに読み返すと良くできているなと少し感心しました。

ママ対策として、保険ショップでは今治産の値段の高いタオルを常に準備していることをご存知でしょうか。保険相談していると乳幼児はお乳を吐くことが結構ありますが、この際に赤ちゃんの口元に今治産高級タオルをすっと出せるように訓練しています。こんなことをされたら、「瞬間に保険はここで入る」と思っていただけます。

また、ママとアポを取っていてもママや赤ちゃんの体調不良でリスケされることも多々ありますが、この場合は保険ショップから「おかゆさん」とか「果物」とかを持って行って、玄関先にそっと置いて帰るということも代理店運営マニュアルに入れて取り組ませていました。

自分が作ったレジュメですが、少し加工してこれからのセミナーで使ってみようかと思っています。
社員研修セミナーもやっていますので、ご希望の保険代理店さん、保険会社さん、いらっしゃればご一報下さい。ご連絡お待ちしています!