第274号 「迷ったら、やる」 -2024年 1月 22日配信

「迷ったら、やる」

決めておくと、すごく楽なことがあります。
それは、
「迷ったら、やる!」と決めておくこと。

やりたいと思っていて、
やれることならば、
機会が訪れれば、誰でも実行するでしょう。

ところが、チャンスがやってきているのに、
自分にできるかどうか、で判断してしまうと、
せっかくの機会を逃してしまうことがある。
この時に怖いのが、「チャンスを逃した不利益」を、
なかなか実感できないということです。

何もしないということは、プラスマイナス・ゼロではない。
自分の人生にとって、「成長の機会を失う」という大いなるマイナスなのです。

人は、「本能的に」変化を恐れます。
変化を恐れているという実感が無いのが「本能的」ということ。
無意識のうちに、変化を恐れ、出来ない理由を探し出します。
能力的なこと=今の自分ではまだ早い、失敗したら恥ずかしい
経済的なこと=それだけの経済的な余裕がない
時間的なこと=仕事や家事に忙しくて、時間を取ることができない
環境的なこと=周りの理解や協力が得られない

あっという間に、出来ない理由に絡め取られて、身動きできなくなってしまう。
貴重な機会、チャンスを逃してしまう。
そんなことって、ないでしょうか。
得られるはずだった成長の価値から意識を逸らし、
そんなものなどなかったと自分を納得させて生きていく。

このような生き方を、決して否定するわけではありませんが、
もしも、新しい自分との出会いを求めるならば、
「迷ったら、やる」の人生に挑戦してみてはいかがでしょうか。

そして、出来ない本能に絡め取られそうだと、気づいたら、
こんな質問を自分自身に投げかけてみてください。

「どうやったら出来るかな?」

人間の脳は、怠け癖がありますが、その一方で恐ろしいほど高性能です。
質問された通りの答えを探し続けます。

「どうやったら出来るかな?」
と、自分の可能性を引き出していくのか、
「どうせ無理!」
と自分の可能性に蓋をしてしまうのでは、
人生の広がりが大きく変わっていきます。

一度きりの人生、限りある命、
さらに限りある「動ける時間」、
自分を活かし切っていきませんか。