「今こそが、最大のピンチでチャンス」
先日、友人からこのような質問をいただきました。
「西村さんのビジネスにおける最大のピンチって、過去に何かありましたか?」
私は、いくつか思い出しながら、その一つをお伝えしました。
そして、友人に尋ねました。〇〇君にもピンチってあったの?
彼は、今の仕事の状況で課題と思っている点、
彼のビジネスの業界として未来を見据えた憂慮などを伝えてくれました。
そのやり取りから数日経って、ふと思いつきました。
過去に、ピンチだと考えていた状況は、
通り抜けてみると大きな転換点となった出来事でした。
すなわち、新しい道へ足を踏み出す絶好の機会、チャンスとなっていたのです。
よく、「ピンチはチャンス!」と言われますが、
実際にその状況の真っ只中にいると、そうは思えないものです。
だからこそ、言葉の力を借りる。
自分自身に「これは何のチャンスだろう?」という質問をしましょう、
と講義などでお伝えしています。
私が、ふと思いついた内容は、
この言葉の力を借りることからさらに一歩踏み込んだものです。
ピンチになってから、チャンスと思うのではなく、
今、この状況、今現在こそが、じつは「ピンチ」だと考える。
危機感を持って、今この瞬間を過ごす。
今この瞬間こそが、最大のピンチであり、また人生最大のチャンスでもあるのだ!
と考えるのです。
そして、ここでまた、言葉の力を借ります。
「もし、今この瞬間が人生最大のピンチであり、最高のチャンスであるとするならば、
それは、どのようなピンチであり、チャンスなのだろうか?」
と自分自身に質問してみるのです。
現在、順調に物事が進んでいるならば、易きに流れず、さらに上を目指すチャンス!
ぬるま湯から飛び出して、さらに自分自身を成長させるチャンス!
など、たくさんのアイディアが浮かんでくるかもしれません。
人生は一度きりです。
さらなるチャレンジしてみませんか。
「もし、今この瞬間が人生最大のピンチであり、最高のチャンスであるとするならば、
それは、どのようなピンチであり、チャンスなのだろうか?」
ぜひ、自分自身に質問してみてください。