「言葉を深掘りするとは」
今回は、私が無意識に行ってきたことを言語化してお伝えしようと思います。
おそらく多くの方が行なっていることだと思うのですが、どうでしょうか。
もしかすると、ものすごくマニアックな内容になっているかも。
お付き合いいただけると幸いです。
私がついついやってしまうこと、
それは、言葉の意味の確認です。
例えば「平凡」という言葉を使いたいなと思った時にまず行うことは、
「平凡とは」を、辞書を引くようにネット検索することです。
実際に検索してみると、
平凡とは・・・ここと言うすぐれた点もなく、並なこと。
という意味が出てきます。何となくネガティブなイメージが沸きます。
ところが、意味の説明に続く例文では、
「私の夢は、平凡な人生を生きることです」と出てきます。
この例文は、逆に深いメッセージを届けていますよね。
続けて私は、対義語を調べます。
「平凡の対義語とは」と検索すると
「平凡」の対義語には、「非凡」「偉大」「特殊」「奇異」などがあります。
とAIが教えてくれます。
ここまで調べると、「平凡」という言葉の多面性が見えてくるのです。
言葉が立体的に浮かび上がってくる感じでしょうか。
平凡とは、非凡・偉大ではないこと、と認識するとマイナスイメージ。
平凡とは、特殊・奇異ではない様子、と認識するとポジティブな意味になります。
言葉の意味を知り、多面的な認識を仕入れ、
どちらの認識を提示していくのかを決める、
これが伝え方を工夫するということです。
最近の意味の仕入れで面白いなと感じたのが、
「テクニック」と「メソッド」の違いです。
このような似た言葉の意味の違いを知ると、伝え方が深まります。
ちなみに、私が調べた限りの二つの言葉の違いとは、
テクニックとは、特定の結果または効果を達成するために使用される
特定のスキルまたは方法のこと。
メソッドとは、問題を解決したり、目標を達成したりするための体系的かつ
組織的なアプローチを指す。
私なりに、この違いをイメージしてみると、
テクニックは、結果を出すための「単品メニュー」。
メソッドは、結果を出すために構成を考えられた「コースメニュー」、
あるいはコースの中の一品。
今回は、私がやってしまうことをお伝えしたのですが、
皆さんも、行なっていることですよね。
えっ、マニアックでしたか?
ちなみに、マニアックとは・・・
この辺にしておきましょう。
ご興味のある方は、ご自身でお調べくださいね。
言葉の意味を知り、言葉と仲良しになりませんか。