第293号 「まずは、取りかかるところから始める」 -2024年 11月 11日配信

「まずは、取りかかるところから始める」

何事も、ゼロから一と動き出すところが一番厄介です。
億劫に感じてしまう、ついつい、先延ばしにしてしまう。
そんな時におすすめなのは、まずは、取りかかってみる、ということです。
取りかかってみて、その感触を確かめる。
難しいか、易しいか、時間がかかりそうか、すぐに出来そうか。
まずは、取りかかってみて、使う労力や時間の見積もりを出してみる。

完成させるために取りかかるのではなく、
労力と時間の「見積もりを出す」ためだけに取りかかってみる。
これがポイントです。

見積もり、見当がついたら、
今度は、工程を考えてみる。
どのような段取りで、どのように取りかかっていこうか。
工程は、できるだけ小分けにして、具体的なイメージを思い浮かべる。
そして、取りかかりやすいところから始めていくのです。

小分けにした、取りかかりやすいところから始めていくと、
作業に勢いがついてきます。
慣性の法則が働くのです。じっとしている時には、じっとし続ける。
逆に、いったん動き始めると、一つの動きが、次の動きとなって動き続けるのです。
そして、気がついたら、完成していた!ということになります。

まずは、取りかかってみる。
さっそく挑戦してみませんか。

取りかかろうとして、そのままにしていることありませんか。
まずは、見積もりから、始めてみませんか。