先日、「ほめ達」音声コンテンツの「今日ほめ」で
番組パーソナリティを務めていただいている丸ちゃんこと丸山久美子さんと
話していて、面白い気づきがありました。
それは、言葉との出会いによって行動や習慣に変化が生まれ、
人格形成にも影響を与えるということです。
収録で丸ちゃんは、最近ようやく、自分の知らないことを
素直に伝えて教えてもらうということに、抵抗がなくなったと教えてくれました。
これまでは、自分に知らないことがあるということは、
恥ずかしいことだと思い込んでいて、会話の中で知らない言葉などが出てきても、
知ったかぶりをして、話を合わせていたそうです。
私は、まったく逆の考え方です。
知らないことを教えてもらうことに、少しの恥ずかしさもなく、
むしろ、知らないことに出会うことは、喜ばしいことだと考えています。
なぜこのような考え方になったのだろうかと、自分のことを振り返ってみると、
ある言葉が思い浮かびました。
それは、
「訊くは一時(いっとき)の恥、訊かぬは末代までの恥」
という言葉で、
知らないことを訊ねるのは、その時は、一瞬恥ずかしいことかもしれないけれど、
知らないということを伝えず、知ったかぶりをしてしまうことは、
自分だけでなく、末代まで禍根を残してしまうことになる。
という意味で、この言葉が、私の考え方の根底にあるようです。
私には、他にも考え方の根底にある言葉がたくさんあります。
まずは、
「向き合えば地獄、踏み出せば極楽」
そして、
「失敗をすることは小さく失うこと。信頼を失うことは大きく失うこと。
失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
どちらの言葉も、何か行動を起こす際に私の背中を押してくれる言葉です。
さらに、
「準備をしないということは、失敗をする準備を着々と進めているということ」
「これで良いのか、油断はないか、まだまだ打つ手は残っているぞ」
「緊張している暇がないぐらいに準備を重ねよ」
これらの言葉に何度も救われてきました。
振り返ってみると、私は名言たちに人生を導かれてきたように思います。
人生とは、良き言葉との出会いの旅である。
あなたを導き、育ててくれた言葉には、どのようなものがありますか。
ふと立ち止まり、振り返って考えてみませんか。
もしよろしければ、それらの言葉をぜひ教えてください。