「誰かの人生の名脇役を演じる」
自分の人生の主役は自分自身である。
よく使われる表現です。
この考え方も素敵なのですが、
さらに視点を変えて、
「誰かの人生の名脇役を演じる」ことを
意識してみてはいかがでしょうか。
映画やドラマを観ていて、
心に残るのは必ずしも主役とは限りません。
主役の魅力を引き立て、物語に深みを与える“名脇役”の存在があるからこそ、
感動が生まれます。
『ビリギャル』で子どもの夢を支えた「母親」。
『ファインディング・ニモ』で、ピント外れながら主人公を導いた「ドリー」。
『アラジン』の魔法使い「ジーニー」にいたっては、もう主役級です。
大切な人の人生において重要な人物として
台詞(せりふ)を考えてみる。
目の前の人に気づきや勇気を与える存在になる。
自分が主役ではなく、
脇役と考えている分だけ、肩に力が入らず、
素敵な言葉が頭に浮かび、
魅力的な表情で演じることができるかもしれません。
誰かの人生の最優秀助演賞を目指す。
主人公の人生に影響を与える言葉をプレゼントしたり、
ピンチにそっと寄り添ったり、助け舟を出す。
主役にスポットライトが当たるように光を届ける、
まさに「ほめ達」的な生き方といえるのではないでしょうか。
あなたは、誰の人生においてどのような「名脇役」を目指しますか。
どのようなタイプの脇役を演じるのでしょうか。
一度考えてみませんか。