第322号 「オリジナリティは模倣の先にある」 -2026年 1月 26日配信

「オリジナリティは模倣の先にある」

誰かの真似ではなく、自分だけのオリジナルの内容を考えたい。
独自性やオリジナリティを大切にしたい、新しいアイディアを生み出したい。
その思い、考え方は大変素晴らしいと思います。
私自身も、つねにそう考えています。
ただ、よくよく考えてみると、生きている中で、
誰かの影響を受けずに過ごすことはできません。

アイディアというものは、過去に意識して仕入れた知識や
あるいは、無意識のうちに接してきた知識や情報の
組み合わせの中から生まれてくるものです。

伝統芸能や茶道、剣道など「〇〇道」と名のつく世界で、
よく使われる言葉に「守・破・離」というものがあります。

「守」は、まさに「守る」ということ、型を守る。
師匠や先達のやり方を模倣し、完全コピーするということです。
「守」がないと、うまくいかない時に元に戻れない。
「型があるから、型破りができる。型が無ければ、形無しだ!」
歌舞伎役者 十八代目 中村勘三郎さんの言葉です。
「破」は、この型を踏まえた「型破り」、オリジナリティが現れてきます。
さらに「離」は、完全にその人独自のものであり、オリジナリティそのものです。

オリジナリティとは、模倣の先にあるものなのです。
ですから、模倣を恐れず、どんどんと過去の良いものを
取り入れていくことも大切です。
単なる模倣、モノマネで終わらず、良いものを掛け合わせていくのです。

「ほめ達」は、脳科学、カウンセリング、コーチング、NLP、ファシリテーション、
心理学、TA(交流分析)さらに、その他の要素の掛け算で出来ています。

まさにオリジナリティは、「温故知新」。
古きを訪ね、新しきを知ることから生まれるものなのです。

どんな人の中にもオリジナリティの種は眠っています。
さぁ、過去の知識や経験を組み合わせ、
新しいアイディアを世に送り出していきませんか。