第327号 「知るだけでストレスは減る」 -2026年 4月 13日配信

「知るだけでストレスは減る」

最近、学生に対して講義をする機会が増えてきました。
その場面で気づいたこと、それは、
今の学生は、メモを取る習慣がない、ということです。
決して、不真面目なわけでも、関心がないわけでもない。
ただ、メモを取るという習慣がないのです。
メモをとって、そのメモをなくしてしまうと、
自分の中からなくなってしまう、そのようなイメージなのでしょうか。
記録は、すべてスマホの中に集約しておきたい、そんな感じがします。

このこと=今の学生にはメモを取る習慣がない。
ということを知るまでは、目の前のメモを取らない学生たちの行動に対して、
ストレスを感じていました。
ただ、「あっそうなんだ、今の時代はこれがスタンダードなのだ」と知ってからは、
このストレスは、まったくなくなりました。
理由が分かれば、すっきりするのです。

その上で、さらにアドバイスをすることもあります。

皆さんのような世代は、メモを取る習慣がないからこそ、
年上の人の話を聞くときには、あえて積極的にメモを取る姿勢をみせると、
相手に与える印象がすごく良くなるし、
自分の中にも内容がより深くインプットされ、気づきの連鎖も起きますよ。

すると、メモを取り始める人も現れます。
その素晴らしい素直さに、こちらの心も洗われるようです。

今の学生の文化を知らずにストレスを感じ、
相手に対してネガティブな印象を持ってしまうのか。
メモを取らないのがデフォルトだと知って、アドバイスをして、
心が洗われるような素直さに出会うのかでは、大きな違いがあります。

ついつい、こちらの「常識」や「正しさ」だけで
判断してしまっていることってないだろうか、
振り返ってみたいですね。

あなたは最近、どんな「新常識」を得ましたか。
「常識」は、時代とともに変わる。
時代遅れにならないよう、常にアップデートをしていきたいですね。