第334号 「自分の限界は仲間と超える」 -2026年 7月 27日配信

「自分の限界は仲間と超える」

かつて教えていただいたことで、
つくづくそうだなと感じることが沢山あるのですが、
その中の一つが、
「人間は弱い、だからこそ仲間と強くなれる」というものです。

「人は万物の霊長である」

人間は、食物連鎖の頂点にいる、
地球上で最も優れた生き物である、という意味の言葉です。

ところが、冷静に生物学的にみると、
人ほど脆弱な生き物はありません。

十月十日、母の胎内で育てられ、
生まれてきてからも、2年近くは誰かから乳をもらい、
おしめを変えてもらい、保護されないと生きていくことすらできない。
そんな生き物です。

本来、人は弱い生き物なのです。
そこで、社会というものを作り、仲間と共に生きていく、
さらに知恵を集め重ねあって、
そして、過去の経験を学びとして、進化していく。

個としての弱さの自覚、
脆弱性の実感こそが、人としての強さではないでしょうか。

弱いから、
助けてもらう。

助けてもらうからこそ、
誰かを助けることも厭わない。

おかげさま、
あいみ互い(あいみたがい)。

この感覚こそが、人の強さではないかと思うのですが、
いかがでしょうか。