「自分の限界は仲間と超える」
かつて教えていただいたことで、
つくづくそうだなと感じることが沢山あるのですが、
その中の一つが、
「人間は弱い、だからこそ仲間と強くなれる」というものです。
「人は万物の霊長である」
人間は、食物連鎖の頂点にいる、
地球上で最も優れた生き物である、という意味の言葉です。
ところが、冷静に生物学的にみると、
人ほど脆弱な生き物はありません。
十月十日、母の胎内で育てられ、
生まれてきてからも、2年近くは誰かから乳をもらい、
おしめを変えてもらい、保護されないと生きていくことすらできない。
そんな生き物です。
本来、人は弱い生き物なのです。
そこで、社会というものを作り、仲間と共に生きていく、
さらに知恵を集め重ねあって、
そして、過去の経験を学びとして、進化していく。
個としての弱さの自覚、
脆弱性の実感こそが、人としての強さではないでしょうか。
弱いから、
助けてもらう。
助けてもらうからこそ、
誰かを助けることも厭わない。
おかげさま、
あいみ互い(あいみたがい)。
この感覚こそが、人の強さではないかと思うのですが、
いかがでしょうか。