第335号 「道なき道」 -2026年 8月 10日配信

「道なき道」

「道を拓く」という言葉があります。
私も好きな言葉です。
「ひらく」という漢字には、「開く」と「拓く」があり、
あわせて「開拓」という言葉になり、道を切り開くイメージがありますね。

「ほめ達」をスタートした際、最初の支部参加メンバーの皆さん、
そして、認定講師養成講座0期にご参加の皆さんにお伝えした言葉があります。
それは、
「私たちの前に道はなく、私たちの後ろに道ができる」
というものです。
道なき道を切り開くという気概をお伝えした言葉だったのですが、
最近、ふと思うことがあります。

それは、自分たちの前にまったく道がなかったわけではなく、
細い細い道だったけれども、古(いにしえ)の先達たちがかつて通った小径があった。
その痕跡を辿らせていただいているのではないだろうか。
何かに導かれるように。
だからこそ、多くの人の共感を呼び、その道に連なる人ができているのではないでしょうか。
道を見つけ、道を辿り、道を拓く。
「ほめ達」という道。

老子の言葉に、
「道生一、一生二、二生三、三生万物」という言葉があります。
道は、「一を生じ、二は三を生じ、三は全てを生じる」という意味だそうです。
哲学的で、難しいですが、
道なき道を見つけ、その道を歩み始めることで、すべてが始まる。
そのように理解しているのですが、いかがでしょうか。

人生の中で道が見えない時もある。むしろ、その方が圧倒的に多い。
そんな中、進むべき道を見つけることが出来た、これは幸せなことではないでしょうか。
あなたの前には、どのような道が見えていますか?
もし道が見えているなら、
その道がどこに続いているのか、不安に思いながらも、
一歩、また一歩と進んでみませんか。
道を歩むうちに、素敵な仲間との出会いがきっと待っていますよ。
それを楽しみに、旅は道連れ、世は情け。必ずどこかにたどり着きます。
目的地よりも、その道中を楽しみませんか?