第107号 「ハードルは下げすぎないほうが良い」 -2017年02月13日配信-

何かに挑戦するとき、ハードルが高すぎて及び腰になることがあります。

その時は、自分自身の本気度が試されている時。

本当にやりたいのかどうか、自分自身に問いかけるチャンスです。

大切なのは、挑戦して成功することではなく、

挑戦してみたという事実が残ること。  

結果ではなく、まず行動することが重要なのです。

 

そして、同じ挑戦をするならば、ハードルの高いものにこそ挑戦。

挑戦した回数だけ、もっと言うと失敗の経験の数だけ、成長できるのです。

成功は、成長の原資ではなく、次の挑戦への意欲の原資です。

失敗こそ、成長の直接原資。

失敗の方が、成長に対しては、効率が大変良いのだと考えると、

失敗することが怖くなくなります。

むしろ、成功の連続の方が怖い。

自分の背丈以上のことに挑戦していない環境にいる、

成長が止まっているかもしれない。

 

あなたは、最近、思い切って何かに挑戦してみたことありますか。

その挑戦のハードルの高さは、どれくらいでしたか。

実際にその挑戦をしてみて、経験したハードルの高さは、

事前の予想通りでしたか、もっと高かったですか。

それとも、思っていたよりも障害ではなかったですか。

経験して初めてわかることがあります。

 

さあ、思い切って行動、挑戦してみましょう。

一度きりの人生、限りある命ですから。

怖くなったら、こう思ってみてください。

私が師匠から教えてもらった言葉です。

 

「よもや、命まで取られまい!」