第111号 「誰かと話す」 -2017年04月10日配信-

自分の思いを確認する最も良い方法は、「誰かに話す」。
そして、アイディアを広める最も良い方法も、「誰かに話す」。
さらに、自分自身のことを知りたい時には、「誰かと話す」。

自分のことを知るために「誰かと話す」、これがいいのです。
誰かと話しているうちに、自分の心の状態が見えてきます。
自分は、こんな言葉を使うんだ。相手の言葉に対して、このような反応をするんだ。
話しながら、自分の中にもう一人の自分を置いておいて、自分を観察してみる。

さらに、観察しているもう一人の自分も使い分けてみる。
等身大の自分自身が自分を見る。
自分の師匠をもう一人の自分に見立てて、自分を見る。

このトレーニングが進んでくると、
話し相手も必要でなくなってきます。

人は、1日の間に数え切れないぐらいの自問自答を繰り返しています。
一説では3万回から9万回とも。
その自分の頭の中の会話をモニターするのです。
時には、師匠の観察眼を使って。

私自身も意識して行っています。
師匠の思考、あるいは「ほめ達!」らしい思考とは、という視点で
自分の瞬間、瞬間、刹那の思考をチェックして即フィードバック。

疲れませんか、との問いには、
心が整う実感が大きいので、まったく疲労感を感じない、
というのが私の回答です。

あなたも、今日一日、自分自身の思考のチェックとフィードバックをしてみませんか。
すべての思考でなくてもOKです。
意識してできた部分だけで大丈夫です。
繰り返し行っていくと、自分らしくない、
あるいは、ありたくない自分の思考が頭に浮かんだ時に、
自然と頭の中にアラートが出るようになります。
頭の中で言い換える、考えの変換を促すようにとの警告が。
すると、少しずつ少しずつ、
内面から、なりたい自分に近づいていけるのです。
そして、ダイエットにも効果的。
天使の声と悪魔の声、どちらの声に耳を傾けるのか。

ここまで書いてきて、
やはり、人生の中で師を持つことの重要性を再認識しました。
それでは、師をどのようにして得るかについては、
また別の機会に。

感謝!
在り難い!・・・本当の意味は、It's a miracle!