思いもかけないことが起きる。ありますよね。
中には、あり過ぎです!という方もいらっしゃるかもしれません。
私は、できるだけハプニングを楽しむようにしています。
実際には、楽しんでる余裕がないのがハプニングなので、
その瞬間には、全力で次善の策を考え続けています。
先日、金沢から福岡の移動で、まさかの飛行機が機材繰りのため欠航ということがありました。
天候不良などは、仕事柄、事前に情報を入れて対応策を考えているのですが、
今回は、不意打ちでした。
行き先の福岡の講演会の会場では700名が私の到着を待っている。
もしものことがあってはと、一本早い飛行機を取っていたのですが、
今回は、これが裏目。1時間前に会場に到着できる飛行機は、
予定通り飛ぶのに空き席がない。
余裕で3時間前に到着するはずの私の予約便が欠航。
「ほめ達!」事務局スタッフが瞬時にいくつかのオプションを見つけてくれました。
オプションを聞いたその瞬間、行動しました。
陸路で!
到着予定は、講演開始の5分前。
この即時決断、即時行動のおかげで、無事に講演会に間に合うことができました。
5分前の会場到着でしたが、緞帳の裏で無事にスムーズにPC接続。
時間通りに講演会をスタートすることができました。
小松空港で、あと5秒決断が遅ければ、
会場到着が講演会開始1時間後になっていました。
空港から特急の止まる駅まで、本気で急いでいただいた
タクシーの運転手さんのおかげもありました。
本当に有り難かったです。
行動しながら、プランBとプランCも考え続けていました。
そして、危機の中に身を置きながら、
冷静に自分を観察する自分もいました。
アドレナリンが分泌されるって、こういうことなんだ、
人って、ピンチになるとこんな心の状態になるんだ、
時事刻々と変化する状況で、心理もどんどん変わるんだ。
絶体絶命。
そんな状況が、自分や組織の能力を高めてくれる。
これからも、ピンチは成長のチャンス!
そう考えて対応していきます。
無いほうがいいのが、ピンチやアクシデントですが、
起きてしまったことは、しょうがない。
「びっくりしたって、もう遅い!」
自分の能力を高めるチャンス。
このチャンスを乗り越えて、自分の評価を高めるチャンス。
そう考えてみませんか。
すると、ハプニングも楽しく思えるようになります。
よもや、命までは取られないのですから。