第126号 「疲れたら、休む」 -2017年11月27日配信-

「疲れたら、休む」

商売人の子どもとして生まれたので、
昔から、お休みを取るという意識があまりありません。
むしろ、人が休んでいる時に、さらに働く。
それを当たり前のように感じています。
「毎日、毎日、仕事で辛いと思いませんか?」
この質問は、私にとっては、
「毎日、ご飯を食べるの面倒くさくないですか?」
と、聞かれるようなもの。
「仕事」と「生きること」を分けることができないのです。
この考え方は、他の人に押し付けるつもりは全くありません。
自分の中の感覚としてだけ持っているものです。
「ほめ達!」を広めるという使命を持つ身としては、
ありがたい感覚です。

ただ、その一方で、大切にしていることは、
「疲れたら、休む」ということです。

丸一日の休みや連休を取ることは、難しくても、
数時間でもいいから、意識して「サボる」時間を持つ。
意識的に、何もしない時間を作る。
この「意識して」、というのがポイントです。
理想的なのは、罪悪感を感じるほどサボること。
するとまた、前に進む力も加速するのです。

前に進むために、あえて、空白、真空をつくる。

あなたも意識して、休む時間をつくりませんか。
罪悪感を感じるほど、サボってみませんか。