第130号 「チャンスと出会い、チャンスを活かす方法」 -2018年01月22日配信-

「チャンスと出会い、チャンスを活かす方法」

驚くほどチャンスに恵まれる人っていますよね。
それは、その人がつねにチャンスの溜まり場に顔を出し、
さらに、チャンスと顔見知りになっているからです。
顔見知りとは、チャンスってどんな姿形をしているかを
知っているということ、顔見知りでないと、
出会ってもそのチャンスに声をかけられない。

まず、チャンスには、溜まる場所があります。
そして、その溜まり場に行っても、チャンスくんに気づかなければ、
チャンスと出会うことができない。
チャンスと顔見知りになっておく必要がもあります。

チャンスをものにするには、まず、行動すること。
そして、少し背伸びをすること。
さらに、勇気を出して、次の行動を起こすこと。
ダメでもともと、チャンスの扉をノック、ノック、ノックです。
待ち合わせ場所で、相手に声をかけるということです。

明らかなチャンスくん以外に、「意外な」チャンスくんもいます。
じつは、意外なチャンスくんこそ、本当はビックチャンスだったりします。

チャンスにも本物と偽物がいるのです。
これがややこしい。

「ほめ達!」的にいうと、すべて出来事はチャンスなので、
偽物のチャンスという表現はおかしいのですが、
自分の目指すべき方向へ、最短距離で運んでくれるまさに
チャンスカードのようなビックチャンスくんは、
驚くほど意外な姿をしています。
地味で時には、みすぼらしく見えることすらあります。

この一見目立たないチャンスくんと顔見知りになっておくと最強です。
目立たないチャンスくんは、じつは、チャンス界の人気者なので、
仲間になっておくと、そのほかの色んなチャンスくんに
紹介してもらえるのです。

チャンスのご縁は、数珠つなぎ。
どんどんつながってきます。

そして、このご縁をつなぎ続けるには、条件があります。
それは、相手に与え続けること。

チャンスに出会ったら、チャンスから何かもらうのではなく、
逆に「チャンスに与える」ことを考えるのです。

ビックチャンスに出会って、
もらうのではなくて、与える?!

ちょっと聞くと、まったくもってイメージできないかもしれませんが、
その思いがあるかどうか、それだけでも大きな違いです。

チャンスと出会ったら、与える!これがポイント。

その前に、
チャンスの溜まり場に行くためにはどうすればいいのか、
それには、まず自己投資が必要になります。
普段自分が行かない、あるいは行けないと思い込んでいるところに出向く。
話せないと思っている人に勇気を出して声をかける。
有名な人に会うためにアポイントをとる、伝手がなければ、講演会に行く、
そこで声をかける。
新幹線では、グリーン車に乗る、
飛行機では、プレミアムクラスに乗る。
投資には、時間とお金がかかります。
また、確率も高くなく、それこそ、チャンスと出会っても
気づかないこともいっぱい。
あるいは、いざそのチャンスと出会っても、声をかけられなくて、
逃してしまうこともあるでしょう。
偉そうに言っている私自身も、そんなに勇気がある方ではありません。
それではどうすればいいのか。
ズバリ結論は、
誰かに紹介してもらうということです。
誰からの紹介かで、お付き合いが変わる。
普段から、周りの人に紹介してもらえる人間関係を作っておく。

ここから一気に今日の結論です。
じつは、本当のビックチャンスくんとは、
いま、あなたの目の前にいる人のことなのです。
チャンスのわらしべ長者の最初の「わらしべ」これが今、目の前にいる人。
与えると、雪だるま式にチャンスが大きくなるビッグチャンスくんです。

チャンスから、もらうのではなく、
チャンスには、与えるものである。
チャンスくんを自分のファンにする。
すると、チャンスに恵まれ続ける好循環がはじまり、止まりません。

近くの神社より、遠くの神社。
灯台下暗し。
そうなってしまって、ビッグチャンスくんを
ないがしろにしてしまってることはありませんか。

目の前にいる「ビッグチャンスくん」を大切に。