第134号 「思いを収穫する」 -2018年03月26日配信-

メルマガやブログの原稿、
いつでもアイディアが溢れていっぱいということはありません。
頭の中の思いを絞り出して、絞り出して、収穫しています。

自分と向き合う時間をつくり、頭の中の思いを言葉として紡いでいます。
頭の中の思いや、考えを言葉にする段階で、いろんな変化が起きます。
面白い時間です。

思いや考えを収穫して、それを、ぎゅっと言葉に絞り出す。
まるで、ぶどうを収穫してワインを作る作業に似ています。
ぶどうの果実という「思い・考え」を絞って液体ジュースにする。
それだけでは、ワインはできません。
時間をかけて醸造する過程が必要。
ぶどうジュースが発酵醸造して、ワインが出来上がる。

さらにそこから熟成という段階も待っています。
出来てすぐには美味しいと評価されなかったワインでも、
時間が経って熟成が進み、評価が高くなるワインもあります。
時間を味方につけたワインですね。

いずれにせよ、大切なことは、思いを収穫するという作業が
すべてのスタートであるということです。
地味な作業、もっとも辛い作業です。

この思いの収穫は、機械化できず、すべて手作業、手摘みです。
ただひたすら、自分の内面と向き合う作業。
この作業を避けては、思いのワインをつくることはできないのです。
やがて自分の思いが、芳醇な言葉のワインになることを信じて、
思いを収穫し続けるしかないのです。

あなたも思いを収穫して、言葉に醸造していきませんか。
思いが、言葉のワインとなり、誰かを酔わせる、そのために。