第157号 「環境を利用する」 -2019年03月11日配信

人は環境によって大きく影響を受ける生き物。
成功したければ、幸せになりたければ、環境を選択しなさい。
望むべき環境に身を投げ入れることで、もうそれだけで半分以上は成功したようなもの。

よく言われることですし、真理であると思います。
私自身も丹念に環境を選択して、身を置くところを意識して生きてきたように思います。
本来、怠け癖があり、楽をしたがる性分なので、
そうならないように環境を作ってきました。

つねに前面に立ち、注目される立場に身を置くことで、サボれなくなる。
理事長という肩書きで人に接するので、自ずから身を律することができる。
他力を使って、環境の力を借りて自己成長を重ねてきました。

「背伸びもやがて、身の丈となる」
私の好きな言葉の一つです。
最初は、少しだけ居心地が悪い一つ上のレベル、
少しだけ頑張らないと置いていかれるような環境。
周りが学び続ける環境、みんなで成長し続ける環境。
そんな環境に身を置くことで、自分の当たり前のレベルが上がっていきます。

毎日のように全国を移動し講演、毎日休まずブログを書き、
月に二回、このメルマガの執筆。
また、ポッドキャストの収録、認定講師養成講座の課題のチェックと赤ペン作業。
「ほめ達!」検定2級の採点。新しい本の執筆も。
よく大変ではないですか、と聞かれます。
それが大変ではなくなってきました。なぜならば、当たり前になってしまったからです。
人は面白いもので、慣れるのですね。
側からすると、とっても大変なことも、習慣化されてしまった人には、普通になる。
毎日、歯を磨き、食事をするように、当たり前になっている。
怠け癖があり、楽をしたがる自分が、これほどの仕事を毎日している、
これも環境のおかげです。

環境を、自分を磨く頼もしい相棒にするのか、
自分を錆びさせてしまう悪友にするのか、大きな違いとなります。
環境を意識して、望むべき環境に身を置く。環境の力を借りて成長を継続、加速させる。
あなたもさらに意識してみませんか。

あなたが望む姿は、どのような姿でしょうか
その姿になるための望ましい環境とは、どのような環境でしょうか。
その環境にいる人々は、どのような言葉を使っているでしょうか。
その環境に身を置くために、あなたがするべきことは、どのようなことでしょうか。
ぜひ、考えて、そして行動してみてください。
一度きりの人生限りある命、自分を活かし切って、生きていきませんか。