第162号 「エアコンは5月から」 -2019年05月27日配信

『エアコンは5月からが正解』というタイトルの記事を見かけました。
どういうことだろうかと興味を持って読み出すと、なるほどという内容。
いくつかの理由が挙げられていたのですが、そのうちの一つが、
本格的に暑くなる前に試運転をして故障していないかを確認しておくというものでした。
最近はエコ、節電の考え方から、できるだけエアコンを使わないで過ごすという考え方もあります。
ぎりぎりまでエアコンを使わずに生活していて、さぁ、暑い。
いよいよ我慢ができなくなって、いざエアコンをつけてみると、なぜか効かない。
そうこうするうちに、急に暑さが加速、災害的猛暑にまで気温が上がる。
慌てて、エアコンの修理を頼んでも、同じ症状を抱える人が同じ時期に溢れている。
修理待ちがいっぱいで、なかなか順番が回ってこない。
猛暑の中のエアコン難民。
これを避けるのが、5月のエアコン使用だというのです。
また、本格的に暑くなってからエアコンを急に使い始めると、機械の負担も大きく、故障の原因となるそうです。

一見すると、なぜと思えることでも、考えてみると、なるほどということがある。
考えさせられました。
スイッチを入れると動いて当たり前、快適を提供してくれて当たり前。
ついついそう考えてしまっていることって、エアコンに限らず多いのではないでしょうか。
本当に必要な時に、きちんと動いてくれるように、
今、必要性を感じていない時にこそ、意識を向けて、お手入れしておくことが必要なのかもしれませんね。すべてのことに関して。

いざという時に必要で、頼りになって、それが無いと生活に支障をきたしてしまう。
ただ、今現在、必要性を感じていなくて、意識の中に無いもの。
エアコン、お風呂のお湯、トイレの水が流れること、電気、スマートフォン・・・
そして、家族。
少し意識してみませんか。

追記
ということで自宅のリビングのエアコンを試運転してみると、見事に不調でした。
時間を見つけて、買い替えに行かないと。
この記事を見つけて良かったです。