とってもシンプルなことだけれど、意外とやれていないこと。
そんなことって、じつは多いのかもしれません。
今、目の前に見えている景色を変えたければ、自分が、移動してみること。
自分が動いていないのに、景色を変えることは困難です。
首を捻って、一瞬、違う光景を見ることはできるかもしれませんが、
それでは、首が凝ってこって、仕方がない。
やがて、首が疲れて、背けることができなくなり、元の景色に戻ってしまう。
前でもいい、右でもいい、左でもいい。
時には、後ろでもいい。
とにかく移動してみること。
すると、やがて、これまでと違った景色が見えてくるようになります。
ここでのポイントは、「やがて」というところです。
移動し始めても、最初、景色はそれほど違っては、見えないかもしれない。
それでも、ちょっとずつ、少しずつ、足を止めずに移動し続けていると、
気がつけば、全然違う景色の中にいる。
その景色が、自分が望むものであれば、よし。
もし、自分が望む景色でなければ、そこからまた移動を続ければいいのです。
前の景色と違う景色を見ることができた、この経験が、
また次の景色を呼び込む勇気の源泉となります。
このように、自分が望む景色、人生の景色に出会うまで、移動し続けること。
これこそが、主体的な人生を生きるということではないでしょうか。
この移動、小さなことで実現できます。
いつもの通勤通路を変えてみる。
これまで自分では選ばなかったような本を読んでみる。
新しい環境に、自分を投げ込んでみる。具体的には、学びの場に出かける。
講演会やセミナーに参加してみる。
入ったことのないお店に入ってみる。
旅行に出かける。
新しい趣味に挑戦してみる。
小さな歩幅の移動でOK。
やってみること。
それを積み重ねること。
ただ、それだけ。
一度きりの人生を、
素敵な景色をいっぱい見つける旅にしてみませんか。