3年近く取材を受けているWebマガジンがあります。
その最終回の取材が、本日ありました。
企画コーナーの集大成となる記事にすべく、様々なご質問をいただき、
私自身の考え方が整理されて、まとまり言語化することができました。
部下がなかなかやる気を見せない、そんな時にはどうすればいいのか。
心にゆとりがなくなったら、どうすればいいのか。
私が考える良い組織の共通点とは。
私にとって、働くとは。
私の考えをつらつらとお答えさせていただきました。
今後これらの回答が、記事となってネット上に掲載されます。
記事がアップされましたら、ご案内も差し上げます。
これらのご質問にお答えしているうちに、
自分でも、なるほどという考えが、出てきました。
その一つが、
成功するよりも好循環に乗り続けること。
成功した!その瞬間その成功は、過去の体験となります。
成功して終わりではなく、好循環に乗り続けること。
一瞬の成功よりも、好循環を回し続けることの方が大切。
成功体験にしがみついていると、そこで成長が止まってしまう。
成長体験の唯一の価値は、次の挑戦・チャレンジへの勇気の源泉となることだけ。
成長体験をあまり大切に残し続けると、時間とともに「腐敗」がはじまる。
甘美な果実も時間が経ちすぎると、やがて腐って、とんでもない匂いを放ち出す。
成功体験は、どんどん手放すことが大切。
一方、失敗の経験というものは、最初は苦いけれど、時間経過とともに、
「発酵」して、栄養豊かな、自分や周りに役立つものに変化する。
腐敗と発酵の違いは、腐敗とは時間の経過とともに、人に対して毒に変化すること。
対して、発酵とは時間の経過とともに人の役に立つものに変化すること。
あらためて、成功体験はどんどん手放し、失敗の経験こそ大切に自分の中に仕舞っていこうと思いました。
あなたが手放すべき成功体験、そして、大切にすべき失敗の経験に、どのようなものがあるでしょうか。
もし、真新しい成功体験がまだ手元にあれば、それを勇気の元手にして、さらなる失敗への挑戦、チャレンジしてみませんか。