「福澤心訓」という名前で有名な七則があります。
心訓
一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。
私がもともと、この七則を知ったのは、どこかの飲み屋さん、
そして、どこかの会社、中小企業のトイレに貼ってあったのを見て、だと思います。
どこのお店、どのような会社だかは、記憶にないのですが、
この心訓の中身は、心の片隅にずっと残り続けていました。
特に、印象に残っているのが、
一、世の中で一番さびしい事は、
する仕事のない事です。
確かにその通り、
する仕事のない事ほど、さびしいことはない、
どれ程忙しくても、仕事がある、やるべきことがあるって、
素晴らしいことなんだと、その逆を考えて、
深く納得した記憶があります。
今から、20年以上前のことです。
いま、この言葉を思い出して、
さらに、この言葉の意味を噛みしめています。
福澤諭吉の時代、能力がありながら、
身分や官軍、賊軍などの立場により、その能力を見出してもらえず、する仕事がなかった人も、きっと多くいた。
この一ヶ月間、ほんの短い時間ですが、
する仕事のない事が続いた、これから先も不透明。
まさに、この言葉の意味を身にしみて知りました。
だからこそ、
一つ一つの仕事を大切にできる、良い機会にもなりました。
この福澤心訓、福澤諭吉が伝えたものではない、
という主張もあるそうです。
誰が言ったのか、それはともかくとして、
いま、心にすべき心訓ではないかと、思います。
あなたは、どの教えが一番心に響きますか。
「福澤心訓」
一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。