「無一物中無尽蔵」
無一物中無尽蔵、(むいつもつちゅうむじんぞう)。
舌を噛みそうな言葉ですが、心の引き出しに入れておきたい言葉です。
自分には何もない、諦めに近い感覚、そこから腹が据わった瞬間に、
今まで気づかなかった価値あるものが現れ出す。
ちなみに、本来「諦め」とは、悪い意味ではなく、
「明らかにしてみる」諦観が語源だそうです。
これまでの働き方や、生活スタイルがまるでリセットされたような現状、
新型感染症ウイルスの影響の先行きが見えない中、なんとも言えない不安感につつまれ、
心が息苦しくなってしまっている、そんなことはないでしょうか。
この新型ウイルスから身体を守るワクチンや特効薬は、まだ開発されていない。
開発されたとしても、実証実験など検証を重ねる必要があり、
世の中に行き渡るまでに時間がかかることでしょう。
そんな中、考えておきたいのは、この不安に心が感染してしまわないことです。
不安というウイルスに感染して、心が風邪を引いてしまう、心が肺炎になってしまう。
最初は、無症状でも、急激に症状が悪化して肺炎になり、
酸素が取り込めず、呼吸困難になってしまう。
当たり前にあると思っていた空気中の酸素が、体に取り込めなくなってしまう。
まるで、新型感染症ウイルスのような症状が心に起きてしまわないように、
心の予防接種、ワクチンを投与しておく。
そして「ほめ達!」は、不安に対して有効なワクチンとなります。
現在は、対面でのリアルの講座や検定、講演会、セミナーなどは開催しておりませんが、
オンラインで様々なコンテンツをご提供しております。そのほとんどが無料です。
ぜひ、ほめ達協会の公式ホームページにお立ち寄りいただき、
ご自宅でお楽しみいただければと思います。
「無一物中無尽蔵」
何もない、しかし、私たちの周りには、価値あるものがいっぱいある。
何も出来ない、しかし、じつはやれることがいっぱいある。
希望は、つねに悲観と絶望の先にあるのです。
悲観してもいい、絶望してもいい。
その先に希望が待っていることを信じて、
落ち込むだけ落ち込んで、水面を潜るだけ潜って、
そして、底を思いっきり蹴りましょう。
3年後笑って、今日のことを話している姿を想像して、
今自分にできることを探して生きていく。
私は、今日、そのように過ごそうと思うのですが、
皆さんはいかがですか。