「言葉のアンチエイジング」
人間は歳をとるものです。気づかぬうちに、少しずつ歳を重ねていく。
20代の頃とは、少しずつ体も変わってくる。
その一方、老いることを忘れている人たちもいます。
少しだけ、運動や食事を意識をして生活をする、ちょとした運動を日常の中に取り入れたり、
習慣的にジムやフィットネスに行かれている方は、いつもまでも若々しい。
むしろ、若さに任せて健康に意識を向けずに、暴飲暴食していた30代の時よりも、
一念発起して、日々の食生活や運動をあらためた40代、50代から急に若返り始める人もいます。
さらに若さを感じさせる人の共通点があります。
それは、使う言葉が若々しいということ。過去の自分と、現在の自分を比べ、
出来なくなったことを嘆くのではなく、つねに前向きな言葉を使っている。
学び続け、挑戦し続け、自分の伸び代を楽しんでいる。過去に生きているのではなく、
未来に向かって生きている。そう感じさせてくれる言葉を使っている。
現在98歳の瀬戸内寂聴さんの予定は、10年先まで埋まっているそうです。
松下幸之助さんが好きだったという言葉があります。
サミュエル・ウルマンの「青春」という詩を参考にされたようです。
「青春とは心の若さである。 希望と信念にあふれ勇気に満ちて、
日に新たな活動を続ける限り 青春は永遠にその人のものである。」
人は、体型や体力の衰えは気にしても、なかなか言葉の衰えには気がつかないモノです。
言葉も、筋肉と同じように鍛えることができます。意識して使えば、衰えをまぬがれ、
若かった時以上の力を発揮できるようになるのです。
ぜひ、言葉のアンチエイジングに挑戦してみませんか。
そのために、どんな言葉を意識して使いますか。
そして、どんな言葉を封印していきますか。
この言葉のアンチエイジングが進めば、どんな毎日が待っているでしょうか。
ぜひ、素敵な未来を想像しながら、言葉選びのトレーニングを続けていただければと思います。