「変化し続ける」
じっとしているのが一番辛い。人間の体はそのように作られているようです。
同じ姿勢を続けると筋肉が固まってしんどくなる。
たとえ座った状態でも、1ミリたりとも動いてはならぬ1時間、
となるとこれはきつい、まるでお仕置きです。
じっとしているのが一番辛い。これは生き方にも言えることかもしれません。
現状維持を続けること、これは一見、楽なように思えて、辛いことなのかもしれない。
考え方がこわばってしまって、柔軟性を欠いてしまう。
知らぬ間に肩が凝ってしまうような生き方になっている。そんなことってないでしょうか。
そして、生き方の現状維持がしんどくなる、もう一つの理由あります。
それは、外的環境の変化です。
自分では同じところにいるはずが、環境の変化によって流されて、
思ってもいなかったところに漂い出てしまっている。
現状維持できていないことに焦りを感じて流れに逆らい、過剰に反応して疲れ切ってしまう。
外的な環境の変化や流れを見極め、その中で変化していくことを受け入れる。
変化することが悪いことではなく、
むしろ良いことなのだと変化し続けることが大切なのかもしれません。
変化することのメリットは、まだあります。自分の軸に気づけるということです。
変化して、変化して、軸をぶらしてみて、やっぱり違和感があると感じることがあります。
その違和感こそが、自分の軸を探す手がかりとなるのです。
変化して、軸をぶらして、元に戻し、違和感が消える場所がある。
そこに自分の軸、生き方の根っこが隠れていることがあります。
変化してみて、違うと気づいたら、また元に戻すこともありだということです。
今は、特に外的環境が劇的に変わっている状態です。
変化して、自分の軸と出会える絶好の機会なのかもしれません。
あなたにとって、変化してみるってどのようなことでしょうか。
もし、その変化への挑戦を妨げるものがあるとするならば、
それはどのようなもので、その妨げを取り除くために、何をすればいいのでしょうか。
思い当たることがあれば、ぜひ、その妨げを取り除き、新しい変化に挑戦してみませんか。