誰もが自分の人生を生きています。
それは間違いのないこと。
「自分の人生の主役は誰?」と質問されたら、多くの人が
こう答えるのではないでしょうか。
「自分の人生の主役は私です」と。
そして、さらにこんな質問が続けば、どう答えますか。
「あなたの人生の主役はあなた、それでは、人生を映画にたとえて、
監督、脚本家、演出家も、あなたですか?」
そういわれてみると、主役は確かに自分だけど、自分以外の人の指示にしたがったり、
誰かの書いた脚本を生きているという人もいるかもしれません。
また、今現在は、監督も脚本家も自分だけれど、かつては親の指示や脚本の中を
生きてきた、という方も多いのではないでしょうか。
いや、ほとんどすべての人がそうだと思います。
今は、自分自身が主演・監督・脚本・演出まで手がけているけれど、
幼少期からそのようにして生きいる人はいません。
現在自分が監督しているのは、親という前の監督が作った作品の第二部、
自分を主役とした映画のパート2なのです。
当然、前作の影響を大きく受けて当たり前、むしろ自然なことです。
自立するということは、自分が影響を受けてきたものを認め、
その影響を理解しながら、自ら考え行動していくということ。
人は、いつでも、幼少期に書き込まれた脚本を理解して、決断し、
自分自身で人生脚本を書き換えていくことができるのです。
これが自分の人生を生きるということ。
あなたは、今、自分の人生を生きていますか?
自分の人生を生きるとは、困難もすべて受け入れ、自分で決断し、
主体的に生きていくということ。
もう一度、同じ質問です。
あなたは、今、自分の人生を生きていますか?