「制約と工夫」
今年は、年中行事がことごとく、例年通りには行われなくなっている状況です。
新型ウイルス感染拡大防止に向けた対応が求められて、
多くのイベントは、中止や規模の縮小などを求められ、厳しい制約が課せられています。
イベントだけに限らず、日常生活や仕事においても同様です。
これまで、特に気にすることなく、当たり前に行っていたことが、
出来なくなってしまう。
実施できたとしても、大きな制約、細かい制約がいっぱいある、
そんな状況ではないでしょうか。
一見すると、悲観的に思える環境ですが、考え方を変えてみると、
創意工夫が生まれるチャンスでもあります。
これまでの過去のやり方の踏襲から、新しいやり方、
あるいは在り方さえ考え直すチャンスとも言えます。
制約がある、その制約に対して、どのような工夫で乗り越えていくのか、
あるいは、諦めるのか。
制約が理由で、実施することを諦めるのなら、元々、そのやりたかったことは、
やるべき必要がなかったことかもしれない。
もし、制約を乗り越えてでも実施したいという思いを再確認できたなら、
その制約のおかげで、元々のやり方よりも、ずっといい方法が見つかるかもしれない。
大きな進化成長のチャンスになるかもしれません。
制約だらけの環境は、工夫が生まれる環境ともいえます。
「制約条件は、成長条件」と教えていただきました。
大きな成長のチャンスの真っ只中にいる!
そう考えると、少し勇気が湧いてくるような気がしませんか。
あなたにとって、いま課せられている制約はどのようなものですか?
そして、その制約に対して、どのような工夫をしていきますか?
その工夫が実を結び、この制約があってよかった!と思える
結果とはどのようなものでしょうか。
少し時間をとって、考えてみませんか。