「やがて春が来て、花が咲くように」
昨春、大学に進学した息子の1年遅れの入学式が行われることに決まりました。
例年とは違い、参加できるのは対象となる学生だけ、しかも時間と日にちを分けて、
密にならないように対策をされた異例の入学式です。
それでも、入学式が実施される。一年遅れての配慮ある入学式が華やかに行われるというニュースは、
なんだか春風が吹いたような暖かさを、心に届けてくれました。
いつもの日常に戻れる日は、まだまだ先かもしれません。
また、まったく同じ日常を手にすることはできないのでしょう。
ただ、気がつけば季節が進んでいくように、確実に状況は変化している、人は進化しているのです。
どれほど厳しい冬であったとしても、やがて春はやってくる。
三寒四温、季節は移ろい、蕾ほころび、花が咲く春へ。
ともすると、不安で心が締め付けられそうな情報ばかりに包まれてしまいます。
意識して、心が暖まるようなニュースを探してみませんか。
心の蕾がふくらみ、笑顔の花が咲くような、そんな素敵な兆しやニュースを見つけていきましょう。
どんなに小さなことでも、いいのです。
いや、むしろ小さければ小さいほど、いい!そう思って探してみてください。
ふと春の兆しに気づくように、意識してみると私たちの周りには、
良い兆しがたくさん散りばめられています。
不安は、目や心に勝手に飛び込んできますが、
良い兆しは、よっぽど意識して目を凝らさないと見えてこないものなのです。
さぁ、心の目を凝らして、探してみましょう。
天気がいい。空気が綺麗。少しだけ早起きできた。お店の人に親切にしてもらった。
SNSで面白い投稿を見つけた。などなど、どんな小さなことでもOKです。
ぜひ、思いを巡らせて、良い兆しをみつけてみましょう。
良い兆しを見つけるゲームだと思って、諦めずに意識してみてください。
いくつか見つかったら、ぜひその兆しを周りの人にシェアしてあげましょう。
すると、あなたは周りの人の心に春を届ける、素敵な存在になるのです。
吉兆を届ける、春告げ人になりませんか。
さぁ、どんな良い兆しから届けますか?