先日のニュース番組で、子どもたちの将来なりたい職業のランキングが発表されました。
第一位は、「会社員」でした。これは、バブル期以来、30年ぶりの結果だそうです。
番組では、なぜこのような結果になっていたのかをさらに深掘りしてくれていました。
子どもたちの将来就きたい仕事として、会社員が急にランキングを上げた、その理由とは何か。
じつは新型ウイルスと密接な関係があったのです。
リモートで働く親が増え、自宅で仕事をしている父や母の仕事ぶりを身近に見て、
格好いい！と感じる子どもたちが増えたのだそうです。
実際、番組では、街頭で親子にインタビューをしていました。
小学生や中学生の子どもさんに、親が自宅で仕事をしているのを見て、
どう思うかを聞いたのです。
そのほとんどの回答が「格好いい」「すごいことをしている」
「たくさんの人と関わって何かを作り上げようとしている、そんな姿、初めて見た」などなど。
子どもたちの回答を、横で聞いている親御さんたちは、照れながら、すごく嬉しそうです。
そう、憧れの仕事、なりたい仕事とは、親の働く姿。それが、たまたま会社員が多かった！
ということなのです。
新型ウイルス感染拡大防止の為の試練が続く中、
何だか心の中に明かりが灯るようなニュースでした。
大人の頑張っている姿に、次の世代、子どもたちが影響を受ける。
未来を創る大人の役割って、本当に大切ですね。
子どもには、無限の可能性がある！
のではなく、
子どもにも！無限の可能性がある！
大人である、我々にこそ、無限の可能性がある！
と日々、挑戦と成長を続けていきたいと思うのですが、
あなたは、どう思われますか。