目の前にやるべきことが山積しているとき、それが緊急性の高いものでない時、
なかなか、行動に移せない、そんなことってないでしょうか。
ついつい先送りしてしまう。
先送りして、問題のないものであれば、それはやる必要のないもの、
だから、それでいい。
そんな考え方もあるでしょう。
ただ、何となく自分の中で、気持ち悪さが残りますし、時には誰かに迷惑をかけたり、
期待を裏切っていまっていることもあるかもしれない。
では、どうすればいいのか。
私がお奨めしたいのは、まずは「よし、何から始めよう」とやるべきことを
目の前に広げて確認することから始めることです。
目の前に広げてみるまでは、何となくやらないといけないこと、
とぼんやりとした塊で見えていたことが、
目の前の机やパソコン上で広げてみると、とっかかりが見えてくる。
どこから手をつければいいのかが明確になる。
そのとっかかりに手をつけると、また次のステップがみえて、
気がつけば加速して作業に没頭、仕上がりのイメージまで
頭に浮かぶようになります。
まずは、作業台に広げることから始めてみるのです。
始めてしまってみて、途中で挫折するならば、
それは本当にやらなくていいことなのかもしれませんが、
始めずに終わってしまうことは、自分の可能性とチャンスを
狭めてしまうことになりかねない。
思い返してみると、いつかやろうと思いながら、
手付かずにしてしまっていること、意外と多くないでしょうか。
そのうちのまず一つ、目の前に広げてみませんか。自分の作業台の上にあげてみて、
「よし、何から手をつけよう」と始めてみませんか。
最初の一歩を踏み出すと、あとは面白いほど、進み出すものです。
あなたが、いつか始めようと思っていながら、そのままにしていること、
それはどのようなものでしょうか。
さぁ、さっそく、頭に浮かんだものを目の前に広げてみて、
「よし、何から始めよう?」「何から手をつけよう」と始めてみましょう。
ファーストステップは、簡単なことから、たとえば、
そのことに関してネット検索してみるとか。
すると「セレンディピティ」=偶然の中の幸運、が働いて、
予期せぬ成果まで手にすることができるかもしれません。
一度きりの人生、限りある命です。
まずは、始めてみることで、自分の人生をより豊かなものにしていきませんか。