先日、父の日に次女からすごく嬉しい手紙をもらいました。
この6月に大学を卒業した次女、本来は留学先のアメリカで卒業式を迎えるはずが、
昨年の春から日本に帰国、ずっと自宅でオンラインでの授業という状況が続いていました。
しかも、時差の関係で朝の3時半からの授業を受けるという状況、
昼夜逆転の生活の時期もあり、本当に大変そう、ただ、私たち親は見守ることしかできません。
私の方も、仕事がオンライン中心となり、必然、家族と一緒に食事をしたり、
話す時間も増えています。
この1年半は、家族、特に次女とは、これまでで一番濃い時間を過ごしたような気がします。
その次女からの手紙の内容は、自身の大学の卒業にあたっての私に対する感謝と、
父親である私の変化についてでした。
大学の卒業に向けて、単位の取得に苦しんでいた時、サポートしてくれたとの
お礼をもらったのですが、私の中では、まったく覚えていないエピソードでした。
「まずは、やれるだけやってみたら」この一言がすごくありがたかったとのこと。
信じてもらっている感じが伝わってきたそうです。
また、私自身の変化について、不器用だけど変わろうとしてくれた、
私のことを心から認めて信じてくれるようになった、
そんな父親のことを好きになることができた、と綴ってくれていました。
私の中では、ちょっと折り合いがいいとは言えないかな、という時期もあったと
感じていたのですが、彼女の中でストレートに表現すると、
私を好きではない時期が、一定期間あったようです。
このコロナ禍で、大変なことはたくさんありましたが、
家族との時間を過ごすことで、もう一度、次女との関係を取り戻すことができたことは、
大きな収穫でした。
人はいつからでも変われる、本人が変わりたいと思い、変わると決めたならば。
まだまだ、人をコントロールしたくて仕方がない、そんな自分を知りながら、
変わりたい、変わっていきたい。
心からそう思います。
「ほめ達」なのに、そう思いながら自省していく、
人はいつからでも変われる。
あなたは、在りたい姿、なりたい自分というものをお持ちでしょうか。
その姿に近づくために、意識すべきこと、表現していくこと、
行動していくこととはどのようなことでしょうか。
一度立ち止まって、考えてみてはいかがでしょうか。