第237号 「違いこそ価値」 -2022年 07月 11日配信

「違いこそ価値」


先日、NHKさんと取材の打ち合わせの機会がありました。


通常ならば、取材の打ち合わせは、取材の打診=オーディションのようなもので、

打ち合わせをしているうちに話が盛り上がって、

「取材させていただきます」というふうになるのですが、

今回は、最初から私が出ることは決まっているような打ち合わせでした。


そのため、担当ディレクターさんは私の本やブログなどを

読み込んできていただいていました。


取材の最後には、「西村さんの本やブログを読んでいると、

西村さんの覚悟が、なんだか伝わってくるんですよね」と

最高のほめ言葉をいただきました。


出演シーンは、ほんの少しになる予定ですが、楽しみです。

番組の内容などは、もう少し先にならないと公表できないのですが、

また、お知らせさせていただきますね。


ただ、その番組の趣旨、テーマが

「人それぞれの価値観の違いを認め合う」というものなのです。


まさに「ほめ達」でお伝えしている「違いこそ価値」にぴったり。

自分たちの「当たり前」がじつは、誰かにとっての当たり前ではないかもしれない。

そのことに気づいて、認め合っていこう、心豊かに生きていこう。

このメッセージをゆる?く、楽しく伝える番組です。


そして、あらためて「ほめ達」が考える価値発見のポイントについて、

こちらで再度、取り上げたいと思います。

価値を発見するポイントは、「ありがとう」の反対語を考えることです。

「ほめ達」が考える「ありがとう」の反対語は、「当たり前」です。

「当たり前」だと感じた瞬間に、そこに価値や感謝が無くなってしまいます。


家族がいて、当たり前。

仕事はあって、当たり前。

お客様は来ていただいて、当たり前。

仕事にミスがなくて、当たり前。

部下は出社してきて、当たり前。

子どもは学校に行って、当たり前。

自分や家族は健康で、当たり前。


普段、当たり前だと感じてしまっているところに、意識を向けて、

ひと手間かけて、言葉を届けていくことが大切なのです。


人の脳は、怠け癖があり、省エネモードで運転している。

この怠けモード、省エネモードから活動モードにスイッチを入れてくれるのが、

違いに気づく、違和感を感じる瞬間なのかもしれません。


違い、違和感を感じたら、それを価値に変換してみる。

これが、最高のほめ脳トレーニングとなります。


さぁ、さっそく、違い、違和感を価値に変換してみませんか。

さらにほめる達人=「ほめ達」になるために。