第246号 「継続することの価値」 -2022年 11月 28日配信

「継続することの価値」


これまで、こちらのメルマガやブログなどで

「量稽古」と「3年先の稽古」という言葉で、

継続することの大切さをお伝えしてきました。


今回、私自身が、その価値をあらためて実感したのでお伝えさせていただきますね。

それは、毎日配信を始めてから今日で929回目となるFacebookライブの効果です。


コロナ禍となり、3ヶ月間、

人前でお話しする機会がなくなったことで始めたライブ配信でした。

2020年2月までは、月に20日以上、講演会やセミナー、研修などで

お話をさせていただいていました。

それが、3月に入って、すべての講演会や研修が中止や延期となり、

先行きの見えない状況でした。


リアルで集まることはもちろん、外に出ることすら自粛を求められていた状況の中で、

「オンライン」という手法を教えていただき、ライブ配信を始めました。

最初は、反応のないカメラのレンズに向かってひたすら話し続けることが大変で、

時に心折れそうになることもありましたが、

ありがたいことにライブ配信では「コメント」という応援をたくさんいただきました。

たくさんの人の応援を心の糧に、「ほめ達」のコンテンツをオンラインに移植し、

進化させることにも成功しました。


2020年5月から始めたオンラインでの講義は、8月には、ほぼ完成形にまで仕上がりました。

これも、毎日、毎日、オンライン配信を続け、

機器なども少しずつ研究して使いこなせるようになって来たからでした。


そして、何よりも大きな成果は、

毎日、カメラに向かって話し続けることをして来たおかげで、

私の滑舌がすごく良くなりました。

90分間の講義でお伝えできるコンテンツの量が明らかに増えています。

体感するに、90分の講義で5分から7分程度、ひとネタ分ぐらいは多く話せています。

3時間の研修だと、それこそ20分程度の内容が上積みされている感じです。

しかも、聞いている人に負担をかけずに。


最近の受講生の方からは、もはや「芸の世界」に入っていますねと言われます。


毎日、続けて来た「ライブ配信」、カメラに向かって話し続けること、

この継続の効果を実感しています。


量稽古とは、そのことをするのに意味があるのかどうかを考えずに、

まずは、量をやってみる。

量稽古をやり続けた人だけが見える世界がある。

量稽古をやり続けた人だけが持てる言葉がある、言葉の重さがある。

量稽古をやり続けた人だけが持てる存在感がある、凄みがある。

量稽古をやり続けた人同士の絆、つながり、一瞬の認め合いがある。


量稽古を3年続けてみる、これが3年先の稽古です。


あなたも、小さな量稽古、はじめてみませんか。