第253号 「選択が成長を生む」 -2023年 03月 13日配信

「選択が成長を生む」

令和5年3月13日、本日から、マスクの着用が個人の判断に任されます。

政府の公式な声明は以下の通り。
「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります。」

おそらく当面は、これまで通り屋内ではマスク着用のままの方が
多いのではないでしょうか。
政府が推奨する個人の「主体的な選択」として、「多くの人の選択」を選択する。
実際にはこのようになるのではないかと思います。

政府の声明は、さらにこのように続きます。
「本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、
個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。」

多くの人の選択を、社会の選択=ルールと勘違いしてしまわないか、
気をつけたいですね。
個人の判断に任される、それはまた、マスクを外しなさいということでもない。
それぞれの状況と思いによって、判断していくものなのです。

最初は、電車の中でマスクをしていない人をみると、
顔をしかめる人もいるかもしれません。
そっと、移動する人もいるでしょう。
それも一つの判断です。
移動していく人の中には、高齢者と同居していて、念には念を入れたいと
考えている方もいらっしゃるのです。

個人の判断を尊重する社会は、成長、成熟へ向かう社会です。
自分の判断と相手の判断、それぞれを尊重し合う社会。

マスクの是非を問う判断は、日本が社会的に成長する良い機会なのかもしれませんね。

あなたは、どのようにお考えになりますか。