6月23日から6月24日の二日間に渡って、東京・田町の貸会議室を借りて第46回結心会定例会を開催しました。新型コロナの影響で地方の代理店さんは参加を見合わせられましたが、それでも100名を超す参加で開催できました。参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回は「保険が変わる」というテーマで開催しました。
最初に「割り勘保険」、「コロナ助け合い保険」で有名な株式会社justinCaseの畑社長に「Peer to Peerの今後」というテーマで基調講演をしていただきました。
続いて結心会会長が先月国会を通過して成立した金融サービス仲介法について金融庁にさせていただいた質問の回答を読み上げる形で行いました。
続いては、今回の目玉である「これからの日本のInsurTechについて」と「金融サービス仲介業施行後の保険代理店経営とは」の2つのテーマでパネラーが語り合うというパネルディスカッションがありました。
一部はSEIMEI株式会社津崎社長、株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業部の木本総括、Wizleap Inc.の谷川社長に基調講演いただいた畑社長の4名で構成し、津崎社長の司会のもと、90分の間、貴重な意見交換を聴かせていただきました。
パネラーは皆さん30代半ばで、谷川社長に至っては24歳という年齢構成で参加者は一様に驚いていました。こんな若くて優秀な人たちが保険業界に参入していて、彼らを軸に保険業界が変わることを肌で感じることができたと思います。
二部は、A&AConsulting株式会社の桂雄人アラン社長、FPアソシエイツ&ファイナンシャルサービシズ株式会社の中西社長に結心会会長が加わり、一部同様、津崎さんの司会のもと意見交換しました。
パネルディスカッションについては、一部、二部のパネラーとオンラインで打合せを軽くして本番に臨みましたが、ほぼ白紙の状態で司会から振られるテーマについて思ったことをしゃべりましたので、なかなか臨場感と迫力があって良かったと思います。
そして、初日の夜は三々五々参加者が集い、懇親を深めました。全国各地から参加されていて、保険代理店の社長同士が語り合える貴重な場としても結心会はあります。
二日目は、
・顧問弁護士、顧問税理士がいるのと同様に企業に「顧問介護士」という存在が必要な時代で、介護離職されて会社の戦力が大幅に下がるといったことがないように顧問介護士が社員のケアを図るという提案を、一般社団法人日本顧問介護士協会 西山理事から、
・セカンドオピニオン等としての病院選びを簡単に調べられるシステムの提案(損保でティーペックというものがありますが、生保版ティーペックとして採用されてはどうかとの提案)を、リーズンホワイ株式会社塩飽社長と陸マネージャーから、
・親子で学ぶいのちの授業を一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会 千田業務執行理事から、
・クラッシックカーを使って12ヶ月償却で節税をというテーマで、株式会社STAR CRAFT 室崎社長から
・足場リース等々の節税アイテムの紹介を、株式会社リンク・ソリューション 清水取締役から、
・ドローン活用した新事業展開と保険顧客開拓をテーマに、デザインサーファーズ株式会社楠亀クリエイティブディレクターに、
・保険とM&Aの親和性のテーマで株式会社ストライク 大岡アドバイザーに、
していただきました。
二日間、内容の濃い定例会になったと思います。
次回、第47回結心会定例会は、9月8日~9日に東京・新宿で開催します。
是非、スケジュールを空けて、参加下さい。
お待ちしています。
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