5月12日に第4回結心会モーター部会を開催しました。
緊急事態宣言下のため多くの方はオンライン参加となりましたが、それでもリアル参加も10名以上いらっしゃって開催しました。
冒頭、坂井モーター株式会社 坂井光藏社長から「トヨタも2030年には電動車の販売台数を800万台にすると発表しました。100年に1度の大変革と言われている自動車業界ですが危機感が足元に近づいて来たと実感しています。顧客の抱え込みのためにも生命保険の募集等を本気で取り組む時が来ており、結心会のノウハウを活かしつつ取り組んで行きましょう」とご挨拶いただきました。
今回のモーター部会は、「車検や自動車保険の満期時に生命保険の提案はし辛い」との声が多く寄せられましたので、「入口を変化させてお客様アプローチをしませんか」というテーマで4社から提案をしてもらいました。
最初は株式会社ニーズコレクトの小嶋社長が登壇。
「動物占い」を活用した商談の進め方でお話しいただきました。動物占いは保険ショップ創生期にお客様の生年月日をゲットする目的でイベント活用していましたが、モーターチャネル代理店ではお客様の生年月日はつかんでおられるので、①動物占いを使ってお客様の特性を理解し、商談のトークスクリプト等を変えることで成約の精度をあげる、②生年月日を入力して作るバイオリズムをお客様サービスとして定期的にプレゼントすることにより、車検や自動車保険更改以外の時に来店いただけるようにする、といった使い方を提案いただきました。
続いて、株式会社継志舎の石脇社長より「民事信託」の講演がありました。
家族信託の具体的事例等を紹介いただきながら、認知症対策としても早めに民事信託を理解し対策を講じることが大切で、民事信託セミナー等を各地の整備工場で開催しませんかと提案いただきました。民事信託の話の流れで確実に生命保険につながるので、生保の入口として「民事信託」を活用して欲しいと強調されていました。
他には、「PCR検査が検査機器のレンタルで、1回5000円程度、しかも検査時間15分でできるので、車検の待ち時間等に如何ですか」という提案がありました。東京・新橋でPCR検査が出来る店舗にはゴールデンウイーク前には長蛇の列ができた訳で、PCR検査がお近くの整備工場やガソリンスタンドでできるとなると、車検や給油「以外」で店舗に来ていただける切っ掛けを作ることができます。
更に整備工場の工場の屋根に太陽光発電パネルを設置し自家消費することで、電気代の大幅削減と再生エネルギー活用でSDGsにも貢献しませんかという提案もありました。
どれも、お客様と接する入口を「保険という直球」にしないで、動物占い、民事信託、PCR検査と「変化球をつかうことで切口を変え、成果を上げていく」というプランでしたが、これなら生保も展開しやすいと好評でした。
あとは実行に移すだけとなります。
こうした展開に関心のある全国のモーターチャネル代理店の皆様、是非、結心会モーター部会に入会下さい。お待ちしてます。