第51回結心会定例会を8月4日から5日の二日間にわたって開催しました。
初日は、まずは『いま加入者数が急伸している『はぐくみ基金』退職金制度~ニーズ拡大の背景と制度詳細~』と題して株式会社ベター・プレイス 代表取締役 森本 新士 氏のプレゼンがありました。現在、福祉事務関係を軸に平均で毎月の掛け金16,000円を23,000人が採用していられるそうで、更なる拡大に向け、保険代理店の支援を依頼されに登壇されました。
続いて『保険版“地域共創ネットワーク”の実践に向けて』をテーマに元金融庁保険課、現地域共創ネットワーク株式会社 代表取締役 坂本 忠弘 氏に講演いただきました。前回第50回定例会に登壇いただいた元日本銀行の山口氏と一緒に本を執筆されているご縁での登壇となりました。
続いて、『地域創生プラットフォーム【ふるラボ】について』朝日放送テレビ株式会社 営業局 ビジネスイノベーション部 三田部長にお話しいただきました。
プレゼンいただいた8月4日にテレビ局初のふるさと納税サイト「ふるラボ」をアップされました。如何にテレビ局がCM使って朝日放送テレビのふるラボへ誘導させようとしても後発の後発にて力不足は明らかなので、保険代理店と斡旋業務提携をして自動車保険等の更改時や生命保険新規募集時に提案するなどで成果を手繰り寄せたいとの提案でした。当日、定例会参加者に「ふるさと納税をしている方は何人いらっしゃいますか」と質問されたところ9割の方々から手が上がり、しかも平均でも10万円を超える額をされていたのでびっくりしました。市場は豊富にありますし、法人従業員への提案もできるかと思いました。
ABC朝日放送テレビと結心会が斡旋業務提携をしていますので、あとは結心会と契約書を交わすことでスタートできる段階に来ています。最終調整中にて改めてご連絡させていただきたいと思いますが、是非参画いただければと思います。
初日最後は『謝絶のお客様にP2P保険という選択肢を』というテーマでFrich株式会社 代表取締役 富永 源太郎 氏にプレゼンいただきました。とりあえず結心会として各会員から「謝絶案件」の具体的内容を含めた情報提供をいただき、保険として組成できないかを検討することにしましたので、謝絶案件がありましたら情報を提供下さい。
二日目は、
・新しい資格の提案として『財務戦略診断士の提案』
・・・一般社団法人財務戦略診断協会 代表理事 齊藤弘樹 氏
・保険に代わる節税アイテムとして『コインランドリーを活用した税金(節税)対策』
・・・株式会社ジーアイビー原田裕司 氏
・飲食店、小売業等々の事業者のスペースに楽天の基地局代わりになるWiFiの設置で設置いただくところに2万円、紹介いただく代理店の皆様に1万円の謝礼ができるという依頼で『楽天モバイル 電波増強のお願い』・・・DXHUB株式会社 伊山 順吉 氏
・『会員限定 週刊ダイヤモンド誌 編集委員 藤田章夫氏のここだけの話』
・・・株式会社ダイヤモンド社 編集委員 藤田 章夫 氏
・『代理店業務品質項目に対する対処策提案』
その①「健康経営促進に資する福利厚生施策としてのトラノコの提案」
・・・トラノテック株式会社 取締役 藤井亮助 氏
その②「JAPHICマーク(L)インシュアランスの提案」(保険代理店版Pマーク)
・・・一般社団法人JAPHICマーク認証機構 専務理事 矢野 聡史 氏
その③「第三者の監査機関 ~監査のミカタ~」・・・監査のミカタ
というテーマで開催しました。
現在、生命保険協会で議論されている代理店業務品質評価項目の中に、会社として従業員の福利厚生は充実しているのか的な記述がありますので、これに対応できるアイテムとして「トラノコ・アプリの提案」を、更に個人情報の保護の項目にプライバシーマーク取得という記述があるのでJAPHICマーク認定機構を、そして毎月内部監査をし、毎年外部からの監査を受けることも記述されているので、これに対処できる監査のミカタを紹介させていただいたものです。
どのアイテムに関心持たれたでしょうか。
個別にご紹介しますので、お気軽に結心会・上野までご一報下さい。
宜しくお願い申し上げます。
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第5回結心会モーター部会を8月6日に開催しました。
まずは、イベントとしても終活事業としても活用できる『高齢者の健幸プロジェクト~NHKためしてガッテン出演の血糖値がみるみる下がる健康教育~』をテーマに株式会社ヒューマンコンパス 取締役 松井 浩 氏にプレゼンいただきました。
最初に「いくつまで働きたいですか」、「いくつまで自動車を運転したいですか」、「いくつまで生きたいですか」といった質問がされ、参加者がそれぞれ手を挙げる中、
「健康でないとどれもできない」ことと定義され、車のメンテナンス同様に人のメンテナンスも必要であり、「高齢者が元気であればクルマ所有が続き」、「ドライバーの健康=安全運転」であり、「クルマとカラダのメンテナンスで地域はハッピー」になるので、そのためにモーターチャネル代理店のショールーム等を活用した恒常的イベントの開催を提案いただきました。
NHKの「ためしてガッテン」に出演されていて、講演会慣れもされているので、間の取り方等流石で、これだとどこでやっても成功すると思いました。
続いて、Lien co.,ltd Corporate Adviser 中嶋 祐介 氏より『電話、電気・・・等々ライフプランの家計見直しから入って保険の見直しへ』をテーマにプレゼンいただきました。
中嶋さんからは車検や整備の間、整備工場事務所やショールーム等で待っている間は、携帯電話ショップで機種変更等々をしている待ち時間と同様で、この時間を活用すれば、色々な媒体と広告で提携できるとして、箱としての整備工場の活用を提案いただきました。
そのためには「どんなお客様が来店されているかの情報を集積する必要」があり、この為に、「モーター部会で共通したアンケート等を作り、タブレットでお客様と一緒に入力していく」ことで幅広い個人情報を入手することから始めないかとの提案をいただきました。
その上で、モーター部会参画代理店が「共同でシステム開発」できれば、業態を変えるほどの膨大で質の高い個人情報が集まると考えています。
続いて、『eスポーツを使ったイベント提案』とABC朝日放送テレビがテレビ局として初めて立ち上げるふるさと納税サイト「ふるラボ」の斡旋業務の提案をさせていただきました。
『SDGsに役立つ KTNオークションについて』は石川県金沢市から来ていただいた会宝産業 代表取締役社長 近藤 高行 氏より説明いただきました。KTNオークションとは会宝産業社が展開するトラック中古車のネットオークションで、トラックを写メして会宝産業のサイトにあげることで全世界のネットオークションとつながり、国内と比べ、割高に販売できるという提案をいただきました。日本では廃車に近い車両でも海外ではニーズがあるので、結果、SDGsにつながるという提案でもあり、大変興味深い内容でした。
最後は、『固定費ゼロ!店舗の空きスペースで始める【格安通信事業】で年間1億以上のストック収益を目指しませんか?』という提案をエックスモバイル株式会社 代表取締役社長 木野 将徳 氏にしていただきました。コバックの店舗でも既に導入されているところもあり、整備工場の一部スペースを使ってのモバイル・WiFiの提案で、これだけで新規来店誘導にもつながると思いました。
その後、オンライン参加者含む全員で意見交換もし、第5回のモーター部会は終了いたしました。
リアル参加いただいたモーター部会の皆様、オンラインで参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
次回第6回モーター部会は11月10日(水)午後からを予定していますので、引き続きご参加賜りたく宜しくお願い申し上げます。
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第50回結心会定例会を5月11日~12日の日程で開催しました。
初日の最初は生命保険協会で約1年間開催されてきました「代理店業務品質のあり方等に関するスタディーグループ」の皆様に参加いただき、個々の業務品質評価項目について結心会としてピックアップしたPDCAの項目をチェックしながら参加代理店と意見交換しました。具体的には、例えば「個人情報保護」のカテゴリーの中で「募集人に対し個人情報保護に限定した教育プログラム教材があって年間計画のもと研修が実施されているか」といった項目がありますが出来ていますか」とか「Pマークといった情報セキュリティの認証取得はどうするのか」等々について意見交換しました。参加した代理店からの質問に対し生命保険協会の皆様からの回答が直球で帰ってきて大変好評でした。5月から8月にかけてスタディーグループの委員として参画されていた13社の代理店さんに対し、生命保険協会から実証実験トライアルがあり、これをもって業務品質評価項目が決定します。少なくとも業務品質評価項目の「P」と「D」はやっておく必要がありますので、代理店の皆様、生命保険協会のホームページから最新版業務品質評価項目を印刷して代理店内のコンプラ部としっかり打合せをしていって下さい。
続いて恒例となっています「結心会インシュアテック部会」として、今回は「P2Pプラットフォーム造りで有名なFrich株式会社」 COO 田口昂哉氏に登壇いただき、インシュアテック部会長のSEIMEI株式会社 代表取締役CEO 津崎桂一氏との対談で「InsurTechの未来について」等々についてお二人で対談いただきました。相変わらず切れ味の良い質問と応答で大変興味深くお話を聞くことができました。
続いて、株式会社金融経営研究所 代表取締役所長 山口省蔵 氏にご登壇いただき「地域創生は地域金融のかかわりが不可欠であり、実際に新しいビジネスモデル構築も出来ている」ということで数多くの事例紹介をいただきました。「地域金融と地元保険代理店がタッグを組めれば最強になる」と言い続けていますが、ようやく具体的例が出来そうなので、益々注力して行きたいと思います。
定例会二日目は7つのプレゼンがありましたが、2つに絞ってご紹介します。
一つ目は、『SDGsサポーター俱楽部会員入会のご案内』というテーマで一般社団法人日本再生エネルギー地域資源開発機構(略称「Rdo」)代表理事 境内行仁氏からプレゼンいただきました。前回の定例会で当機構と結心会での業務提携を発表し、『保険代理店が企業に対しSDGsの必要性についてセミナー等の提案をし、SGDs取組の一環として「企業版ふるさと納税を提案」、ふるさと納税を活用して地方に再生エネルギー施設を造って行くことで脱炭素電源の創出をしていこう』という壮大な企画ですが、5月に当機構も「登記」が完了しましたので「SDGsサポーター俱楽部」を設立させ、実稼働に入ることになりました。保険代理店としても、こうした活動を通じて「企業開拓」が出来ますので、関心ある方は結心会までご一報下さい。
続いて『宅配業者のラストゼロマイルサービスについて』というテーマでGENie 株式会社 代表取締役社長 田口義展氏に講演いただきました。当該社はセブンイレブンの宅配をされている会社でセブンイレブンの「ラストゼロマイル」戦略を支えている会社になります。何をもって「ゼロマイル」と言っているかというと、例えばセブンイレブンのお弁当を宅配した際には『ご自宅に上がり、お弁当の蓋を取ってあげて、サランラップを巻いて電子レンジでチンしてから、お渡しする』ところまでされているためです。当該社は現在『調剤薬局と提携して「薬を宅配する」という業務を拡大』されようとしていて、全国各地の調剤薬局を保険代理店が紹介しようということになりました。お知り合いの調剤薬局さん1店では採算が合いませんので、地域の複数の調剤薬局がまとまって薬の宅配をするとか、商店街が一体となって取り組むとかの工夫が必要ですので、ここもご関心ある方がいらっしゃいましたら一報下さい。
次回の結心会定例会は、8月4日~5日で開催します。
会場の都合で、今回はいつもと違って「水曜日と木曜日」開催となります。曜日を間違えないように参加下さい。
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5月12日に第4回結心会モーター部会を開催しました。
緊急事態宣言下のため多くの方はオンライン参加となりましたが、それでもリアル参加も10名以上いらっしゃって開催しました。
冒頭、坂井モーター株式会社 坂井光藏社長から「トヨタも2030年には電動車の販売台数を800万台にすると発表しました。100年に1度の大変革と言われている自動車業界ですが危機感が足元に近づいて来たと実感しています。顧客の抱え込みのためにも生命保険の募集等を本気で取り組む時が来ており、結心会のノウハウを活かしつつ取り組んで行きましょう」とご挨拶いただきました。
今回のモーター部会は、「車検や自動車保険の満期時に生命保険の提案はし辛い」との声が多く寄せられましたので、「入口を変化させてお客様アプローチをしませんか」というテーマで4社から提案をしてもらいました。
最初は株式会社ニーズコレクトの小嶋社長が登壇。
「動物占い」を活用した商談の進め方でお話しいただきました。動物占いは保険ショップ創生期にお客様の生年月日をゲットする目的でイベント活用していましたが、モーターチャネル代理店ではお客様の生年月日はつかんでおられるので、①動物占いを使ってお客様の特性を理解し、商談のトークスクリプト等を変えることで成約の精度をあげる、②生年月日を入力して作るバイオリズムをお客様サービスとして定期的にプレゼントすることにより、車検や自動車保険更改以外の時に来店いただけるようにする、といった使い方を提案いただきました。
続いて、株式会社継志舎の石脇社長より「民事信託」の講演がありました。
家族信託の具体的事例等を紹介いただきながら、認知症対策としても早めに民事信託を理解し対策を講じることが大切で、民事信託セミナー等を各地の整備工場で開催しませんかと提案いただきました。民事信託の話の流れで確実に生命保険につながるので、生保の入口として「民事信託」を活用して欲しいと強調されていました。
他には、「PCR検査が検査機器のレンタルで、1回5000円程度、しかも検査時間15分でできるので、車検の待ち時間等に如何ですか」という提案がありました。東京・新橋でPCR検査が出来る店舗にはゴールデンウイーク前には長蛇の列ができた訳で、PCR検査がお近くの整備工場やガソリンスタンドでできるとなると、車検や給油「以外」で店舗に来ていただける切っ掛けを作ることができます。
更に整備工場の工場の屋根に太陽光発電パネルを設置し自家消費することで、電気代の大幅削減と再生エネルギー活用でSDGsにも貢献しませんかという提案もありました。
どれも、お客様と接する入口を「保険という直球」にしないで、動物占い、民事信託、PCR検査と「変化球をつかうことで切口を変え、成果を上げていく」というプランでしたが、これなら生保も展開しやすいと好評でした。
あとは実行に移すだけとなります。
こうした展開に関心のある全国のモーターチャネル代理店の皆様、是非、結心会モーター部会に入会下さい。お待ちしてます。
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一般社団法人 保険健全化推進機構結心会(代表 上野直昭、以下「結心会」)は、2021年2月より結心会マネースクールの立ち上げを行いました。
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