メルマガ一覧

SDGsについて考えるがメディアで日々取り上げられています

  • 2020/11/30
  • Dr.ウエノの保険コラム

TBSテレビが毎日SDGsをテーマに色々な取り組みをしていました。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。今、2020年ですからあと10年で目標達成するために掲げられた目標を一つ一つクリアしていく必要があり、保険会社各社も取り組んでいます。ということは保険代理店も個々で出来ることを、意識を持って取り組んで行く必要があると考えています。

因みに、目標は16! 次の項目になります。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロ
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

個々でもできることはありますよね。
一般社団法人結心会としても取り組みをスタートさせています。
シングルマザーの移住を推進している兵庫県神河町ではシングルマザーだけの保険ショップがいよいよ年明けオープンに向けて具体的展開に入っていますし、再生エネルギー発電所を地方で作るというプロジェクトにも絡ませていただいています。身近に所では保険代理店を軸に地域住民の健康を守る展開を地元調剤薬局と実施しています。
地域に根差した保険代理店だからこそできる草の根活動だと思います。
アマゾンでSDGsのバッチくらい購入してジャケットにつけてみては如何でしょうか。
意識することが最初の半歩かと思います。

保険代理店としてのあなたの強みは何ですか

  • 2020/11/24
  • Dr.ウエノの保険コラム

最近、セミナーで最初に投げかけている質問は「保険代理店としてあなたの強みは何ですか?」、「他の代理店と差別化するあなたのポイントはどこにありますか?」と聞いています。
皆さんは、何ですか? 暫し考えてみて下さい。

色々とあると思いますが、今後、保険代理店が担う強みは「健康」に対する提案、情報の量と質かと考えています。

最近、こんなニュースが流れました。
損保ジャパンは、医療スタートアップのメドピア社が手掛ける医療相談サービスの提案を始めたというものです。これを全国にある保険代理店から企業などの法人顧客向けに提案できるようにするもので、新型コロナウイルスの感染拡大を機に、従業員の健康不安に対処したいと考えるようになった中堅企業などの利用を見込むとしています。
提案するのはメドピアの医療相談サービス「ファーストコール」というもので、利用者はスマートフォンアプリからチャットやビデオ通話で体調に関する不安を医師に24時間相談できるものです。質問すると平均数分~3時間程度で返答が届き、夜間などに疑問を解消したり適切な受診先を選んだりしやすくなります。従業員だけでなく家族の健康に関する相談にも対応できます。
損保ジャパンは、これを全国約5万カ所の保険代理店を通じて提案できるようにするのです。当面は従業員1000人以上の企業などが対象で、料金は従業員が1001~2000人の場合、初期費用が20万円で年間の利用料が約180万円だそうです。

損保ジャパンは唾からがん・一般疾病リスクがDNAからわかるというスタートアップ企業に出資したり、損保ひまわり生命は健康増進型保険に商品の全てを変えていくといった「健康」特化型企業に変貌しようとしていますが、顧客のニーズは間違いなくあると思います。

であるならば、直接お客様と接する保険代理店も今後のコンセプトとして「健康」を取り入れる必要があると考えます。そのために髪の毛から現代型栄養失調をチェックするといった「健康気づきキット」を販売したり、近くの調剤薬局とタッグを組んで、薬剤師と管理栄養士を活用した企業への「健康経営」提案をしたりとやり方はいくらでもあると思います。

一般社団法人結心会でも唾でがん・一般疾病リスクがDNAからわかるというキットを昨秋から販売していますが、実際にやってみた方は肺がんリスクが平均の7倍で発生する可能性があるという結果が出た途端にタバコを止められました。人の行動とはそういうものです。自ら気づきがあれば人は皆、それを解決するための行動に移します。結果、このDNAでチェックするキットを使った方の40%が保険見直し相談につながっているという実態につながるのです。

もう一度質問です。「あなたの代理店の強みは何ですか」、「他の代理店と差別化できるポイントは何ですか」。
答えが見つからない方はいつでもご相談に乗りますので、一般社団法人結心会までご一報下さい。

自動運転が現実味を帯びて来ましたね

  • 2020/11/16
  • Dr.ウエノの保険コラム

自動車の自動運転が現実味を帯びてきたと感じるニュースが相次いで流れました。

まずは、東京・西新宿エリアで、自動運転のタクシーを公道走行させる実証実験が期間限定でされたニュースでしょうか。損保ジャパンやティアフォー(名古屋市)などの5社と同エリアの街づくりを進める「新宿副都心エリア環境改善委員会」が実施したもので、実験では次世代通信規格「5G」を活用し、乗客を想定したモニターがアプリを使って配車し、都庁周辺の既定コースを走行したそうです。緊急時には遠隔操作などで安全性を確保しつつ運転席が無人の車両も導入したそうで、乗車体験してみたかったですね。

そして、ホンダが高度な自動運転の機能を搭載した「レベル3」の乗用車を2020年度中に国内で発売すると発表したことが報じられました。高速道路での走行時に視線を前方から離しても運転が可能な機能を、高級車「レジェンド」に搭載するそうです。国土交通省からの認可を得、レベル3の車の実用化を国が承認したのは世界で初めてとなります。 
「レベル3」は一定の条件のもとであればハンドルやブレーキなどの運転操作をシステムに任せることが可能になるものです。ホンダが国交省から認可を受けた乗用車は、同社が新たに開発した自動運行装置「トラフィックジャムパイロット」を搭載していて、高速道路が渋滞しているか、渋滞に近い状態で、車の速度や天候など一定の条件下なら運転操作を自動化でき、前方の車を追走でき、ドライバーは緊急時に運転を引き継げる態勢を求められますが、前方から目を離してスマートフォンやテレビを視聴できるようになるそうです。価格や発売時期などの詳細は明らかにしていませんが、ついに来たかという感じですね。
 
更に、東京海上日動火災保険は自動運転の事故の補償について自動車保険を使っても翌年度の保険料を引き上げないことが報じられました。ドライバーの操作が不要な「レベル3」の自動運転の稼働中の事故が対象で、保険の利用をためらって被害者への救済が遅れることを防ぎ、自動運転の普及を後押しする方針としていますが、レベル3の車の実際の発売に合わせた報道で、保険会社も準備万端なのだと感じました。

中国に至っては、中国政府は2025年をめどに新車販売の半分を条件付きの自動運転車にすると発表したことが報じられました。従来の25%とする目標を大幅に引き上げ、法整備も進めるとしています。
 国家主導の意欲的な計画を打ち出すことで関係企業に早期の開発を促す意向です。自動運転は米国が技術のリード役とされてきましたが、世界最大市場を持つ中国も追い上げに本腰を入れ始めたと報じていました。
まだレベル3段階ですが実用化となり、レベル4やレベル5の自動車が実用化される日も遠くないと感じました。自動運転になると自動車保険の6割は必要なくなるとも報じられています。自動車保険に依存した損害保険代理店は6割収益が減る訳で、体質改善が急務化と思います。

このペースだと、あと5年でしょうかね。5年後に焦点を当てて、今すぐ「生き残るための行動」を起こす必要がありますね。筆者がやっている「保険代理店が3年後に生き残るために」というセミナー、一度聞いてみませんか。役に立つヒントはあると思いますよ。荒れた海に漕ぎ出すには羅針盤が必要ですので、色々なセミナーに参加されて情報収集し、自らの経営の方向軸を決める時が来ていると思います。

今年の保険業界の流行語大賞は「オンライン保険相談」でしょうか

  • 2020/11/09
  • Dr.ウエノの保険コラム

今年の「新語・流行語大賞」の候補となる30の言葉が発表され、「新しい生活様式/ニューノーマル」や「クラスター」「3密(三つの密)」など、新型コロナウイルスに関連する言葉が半数以上を占めました。
▽「新しい生活様式/ニューノーマル」
▽「おうち時間/ステイホーム」
▽「ソーシャルディスタンス」
▽「テレワーク/ワーケーション」
▽「3密(三つの密)」などが選ばれています。

また、「クラスター」や「濃厚接触者」「PCR検査」がノミネートされたほか、政府の施策に関連した「アベノマスク」や「GoToキャンペーン」、それにコロナ禍の世相を表す「オンライン○○」や「自粛警察」なども選ばれました。

社会現象や時事問題に関連した言葉としては、
▽映画の興行収入が歴代最速で100億円を突破したことでも話題となった「鬼滅の刃」、
▽日本学術会議が推薦した会員候補6人を任命しなかったことについて菅総理大臣が述べた「総合的、俯瞰的」、
▽白人の警察官に取り押さえられた黒人男性が死亡する事件をきっかけに広がった、人種差別の撲滅など訴える運動「BLM」(BlackLivesMatter)運動」などが選ばれています。

世相や流行に関する言葉としては、
▽人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」を略した「あつ森」、
▽巣ごもりでネットフリックスを通じて人気を博した「愛の不時着」などが選ばれました。

1年間を振り返るのにあたり、こうした流行語は面白いですよね。
因みに過去の流行語大賞を振り返ってみると次のようになります。
▽2015年「爆買い」「トリプルスリー」
▽2016年「神ってる」
▽2017年「インスタ映え」「忖度」
▽2018年「そだねー」
▽2019年「ONE TEAM」
もうすでに忘れてしまったようなワードもありますが、まさに1年間を象徴する流行語ですよね。
保険業界で言えば、今年は「オンライン保険相談」「ネット完結申込」あたりでしょうか。
新型コロナで保険業界も大きく変貌しました。
先が全く見えませんが、こんな時は立ち止まらず愚直に前に進むしかないと思います。お金はできる限りかけずに色々な道を模索していかないと未来は見えてこないと思います。今年も残り2ヶ月、来年に向けての布石をせめて5つくらいは打てるように動きましょう。

損保ジャパンがオンラインで企業内大学を設立

  • 2020/11/02
  • Dr.ウエノの保険コラム

損保ジャパン社が、全社員がどこからでも学べるオンラインを活用した企業内大学「損保ジャパン大学」を設立することが報じられました。

IR見るとこんな感じで発表されています。以下、IRからの抜粋です。
 1.設立の目的・背景 
変化の激しい現代社会において、お客さまにとって価値のある安心・安全・健康に資する商品・サービスを提供することで社会に貢献するという損保ジャパン社の使命(存在意義)を果たすためには、一人ひとりの学びやチャレンジ、教えあい・学びあいの風土の醸成、定着が必要不可欠です。そこで、場所や時間、現在の業務にとらわれることなく、さまざまな知識を得る機会を均等に提供する場として「損保ジャパン大学」を設立することとしました。 withコロナの環境下で、全社員が組織の枠を超えてオンラインで学べる仕組みや日常業務では 習得が難しい分野の学びの場、社内の学習メニューを集約したプラットフォームを提供することで、 社員一人ひとりの学びやチャレンジを加速し、当社の人事戦略である「もっと“働きたい会社”」の 実現を目指します。
2.対象者 
損保ジャパン全社員(約25,000人) 
3.内容概要 
デジタル学部、グローバル学部、ビジネス学部、地域共創学部、ダイバーシティ&インクルージョン学部5つの学部※を設置し、専属講師をつけ、少人数制でテーマに基づいた研究や活動を実施し、インタラクティブ(対話形式)で深い学びを実現するとしています。
社内外から講師を選定し、誰でも・どこ からでも学びたい人が学べる環境を構築(アーカイブ配信も実施)するとしています。

やりますねー。これもオンラインでの会議等が定着したためでしょうね。
小職も大学の客員講師もしているので、社外講師として呼んでもらいたいですね。

オンラインを使っての勉強会やセミナーは結心会でも検討中です。
結心会会員には教育を専門にしている会社もありエッジの利いた内容が盛り沢山にあります。また結心会会員の保険代理店経営者による経営セミナーなども他の代理店からすると「聞いてみたい」内容かと思います。保険ショップとして取り組んでいる「ポスティングの目的・やり方」とかも他にはないコンセプトかと思います。

保険代理店もオンラインセミナーを独自に開催されては如何ですか。実際に取り組んでいる代理店によると一回のセミナーに百人以上の参加者があるそうです。

まずは結心会で取りまとめて毎週色々なセミナー等を展開できるようにしたいと思っています。講師希望者大募集します。テーマと一緒に「こんなセミナーしたい」という声をお寄せ下さい。宜しくお願い申し上げます。