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夏休みに入ったので、やっぱイベントやらないとね

  • 2021/07/27
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

夏休み突入ですが、コロナ禍でもあり実家に子供たちを連れて帰ることを今年もやめたという方も多いと思います。だったら、せめて近くの商業施設のフードコートで食事をしたり、映画でも観たりというところでしょうか。

商業施設内保険ショップも夏休みに突入すると「子供向けイベント」を毎日やって、こうした終日商業施設に滞留する家族を店舗に誘導するのですが、コロナ禍の中、一度にお客様が殺到して密になるようなイベントはできませんので、工夫が必要ですよね。何か良いイベントありませんかという問い合わせも多いので、おすすめを幾つか紹介したいと思います。

まずは「国旗当てクイズ」とか如何でしょうか。
ちょうど「東京オリンピック開催中」で全世界からアスリートが来ていて国旗に注目が集まる時期なので、国旗を検索していくつかプリントアウトして「この国旗の国はどこでしょうか。当たったらプレゼント差し上げます。」と書いて店頭に表示し、来店されたら別の国旗も準備していて国名当てクイズを5問くらいしながら会話につなげるというものです。
「東京オリンピック、アスリートの頑張り凄いですね。私も毎日元気をもらっています。因みにどの種目がお好きですか。」と話しかけつつ、クイズに準備した国の情報も伝えて、海外旅行気分に少しなっていただくことで、コミュニケーションを取ると良いと思います。従って、有名な国を使わないとダメですよ。誰も知らない国ですと話題が続かないので、気を付けてくださいね。「国旗当てクイズ」は毎日国旗を変えてできますので、オリンピック期間中使えて良いと思います。
更に、オリンピック期間中は、地元出身のアスリートがいらっしゃったら「〇〇選手、応援しています!」といった手書きポスターを店頭に貼るだけで、共感を持った方が来店されるかもしれませんね。
如何でしょうか。簡単にできますので、だまされたと思ってトライしてみて下さい。

あとは「喋らないでできる簡単イベント」として王道の「塗り絵イベント」をお勧めします。これも「塗り絵」で検索すると色々と出てきますので、日々変えてみても良いかと思います。
「塗り絵」の際、子供たちは真剣にやるので会話はなく集中して取り組んでくれまかので、十分な間隔を取っていれば大丈夫かと思います。
「塗り絵」が完成したら書かれたお子様の名前と年齢を聞いて、店舗の一角に展示していって下さい。自分の書いた塗り絵が展示されていると自分の作品が見たくて何回も来院されますし、孫の作品を観におじいちゃん、おばあちゃんが来店される可能性もありますので、勝手に集客にもつながります。
大人には、テレビでも話題の「俳句」でも作ってもらって、これを同様に店内に展示すると良いかと思います。

密にならない、イベント告知しなくても一定数来店が見込まれるイベントは、そんなにあるものではありません。過去の経験値から上記2点は使えると思いますので、是非お試し下さい。

eスポーツを活用したイベント

  • 2021/07/27
  • Dr.ウエノの保険コラム

7月24日、奈良県のプジョー奈良店で「eスポーツ」を活用したイベントが開催されました。

集客は、プジョー奈良店のお客様にDM発送、及びイベントを運営した滋賀県eスポーツ協会と今年の三重国体eスポーツ滋賀県代表の「たくあん選手」自身のSNS等を活用して行われ、当日はプジョー奈良店のお客様の他、eスポーツ大好きな若者や三重国体eスポーツ奈良県代表候補の中学1年生も親子で参加されました。

ドライビングシートを4台持ち込み、それぞれに画面とハンドル、アクセル、ブレーキ、クラッチといった機器をセッティングし、更にこの4台が走行している画面を映し出すパブリックビューイング用の大型プロジェクター、音声機器等々が持ち込まれ、プジョー奈良店のショールームの半分以上を占拠した形になりました。

イベントとしては4台のドライビングシートに座り、鈴鹿サーキットの西コースを何周も走り(皆さん平均10週走って15分程度かかりました)、ベストタイムを競い、タイムの上位者4人が決勝を戦い、優勝者に「プジョー奈良カップ」が渡されるという形を3回やりました。1回にかかる総時間は2時間で、予選会に参加した人は決勝までいますので、「2時間の滞留」ができるので、この間に保険ブースも作って保険クイズ等を実施されました。
この2時間の滞留を使って工夫すると色々なことができると思いました。また、2時間終わると来店者が回転して新しい方に変わるので、効果的に回せば、1回に20人、3回で60人に対し、諸々の提案ができると思いました。

eスポーツで走行する車もプジョーを使い、実車される方もいて、ショールームでの開催は
効果的だと思いました。自動車保険のブースを作っていれば、もしかすると乗って来られた自動車の中に保険証券入っていればコピーくらい入手できたかと思いました。

また、当日は、司会の方も来られて、決勝の模様は滋賀県eスポーツ協会のYouTubeでライブ中継されました。実況中継は「たくあん選手」がされて解説が上手くてパブリックビューイング用の画像を観ながら大いに盛り上がりました。

地元奈良新聞やモーター系メディアの取材もあり、見学者も多く来店され、連絡をしていましたがなかなか連絡のつかなかったeスポーツ協会の奈良支部を作ろうとされている代表の方も来られて良いつながりができたとも思いました。
コロナ禍の中、イベント開催も難しいですが、eスポーツを活用したイベントは面白いと思いました。滋賀県eスポーツ協会が全国どこでも行くと言っていますので、やってみたいという方がいらっしゃいましたら紹介しますので、結心会までご一報下さい。

保険の謝絶案件だけを集めたP2Pに関心ありませんか

  • 2021/07/19
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

新型コロナウイルスの感染再拡大で広がる飲食店などのキャンセルに伴う損失を補償する保険をフィンテックベンチャーのフィナテキスト(東京・千代田)が近く発売することが報じられました。フィナテキスト社は結心会定例会のインシュアテック部会の尺でパネルディスカッションにも登壇いただいた企業様になります。
 
今回の保険は、キャンセル料を設定している店が予約サイトに保険機能を後づけし、利用者が予約と同時に保険に加入する形となります。
キャンセル料が補償できれば、キャンセルせざるを得なくなっても店と利用者双方の損失を抑えることになって良いですよね。
 
例えば当日キャンセルすると全額支払う必要があるコース料理などを予約する場合、予約サイトで料金の1割といった保険料を上乗せして予約するというスキームとなり、追加の情報入力は不要だそうです。
 
フィナテキストが事業者のサイト上に保険機能を提供し、保険はグループ会社のスマートプラス少額短期保険が引き受けるとしています。
 
コロナに起因する飲食店のキャンセルを補償する個人向けの保険商品は大手損保で取り扱いがありません。こうしたフィンテックベンチャー事業者の活躍の場は今後、益々増えると考えています。

一般社団法人結心会でも新しい保険に取り組もうと、前回の結心会定例会のインシュアテック部会のパネルディスカッションに参加いただいたFrich株式会社様と一緒に「体況等が理由で保険加入を謝絶された方を集めてP2Pの組成ができないか」に取り組むことにしました。

傷害保険でも高齢者の傷害保険は段差のないところでもつまづく可能性が高く、しかも骨折したら回復が長引くので、結果、事故率も支払い保険金額も高額になることから引受できないところがあります。医療保険等での引受も病歴等で謝絶されるケースがあります。
こうした「謝絶案件」を保険代理店から集め、謝絶された方でP2Pのプラットフォームを作り、保険を組成することができれば、お客様にとって、こんなありがたいことはないかと思います。

これを一般社団法人結心会所属代理店でまとめて行けばそれなりの「数」が集められ、しかも北海道から沖縄までの会員が実施することで「全国」から謝絶案件を集めることができるので、やってみたいと考えています。

ご関心のある方は、8月4日から東京・新宿のあいおいニッセイ同和損保社新宿ビルで開催されます第51回結心会定例会に参加下さい。
「謝絶のお客様にP2P保険という選択肢を」というテーマでお話しいただき、本取り組みの説明と参加者からの意見交換をしていきたいと考えています。参加希望の方は結心会ホームページから申込できます。
まだ意見交換の段階ですが、関心のある方は是非参加下さい。
メーカーである保険会社でカバーできないところを販社である保険代理店で変えて行ってみましょう。

グーグルがスマホを使った送金システム企業を買収

  • 2021/07/19
  • Dr.ウエノの保険コラム

IT大手のグーグルが、スマートフォンを使った送金サービスを手がける日本のスタートアップ企業を買収することになったことがメディアで報じられました。膨大なデータを生かし、日本で今後キャッシュレス決済の事業を一層強化する狙いがあるとみられています。

発表によりますと、グーグルは、スマートフォンを使った送金サービスを手がける日本のスタートアップ企業「pring」社のすべての株式をこれまで保有していた国内の金融サービス会社などから取得します。グーグルは買収金額を公表していませんが、株式の45%分を売却した金融サービス会社は売却額が49億円余りだったとしています。pringは、個人客だけでなく、およそ400の企業などに経費精算のサービスを提供しているほか、大手銀行など全国50余りの金融機関とも提携しています。

グーグルはすでに日本で決済サービスを展開していますが、多くの金融機関と提携するこの会社の買収によって、キャッシュレス決済の事業を一層強化するねらいがあるとみられます。

スマートフォンを使ったキャッシュレス決済のサービスを利用する人はここ数年で急激に増えています。
各社が公表している最新のデータによりますと、「PayPay」の利用者は4000万人、「LINE Pay」は3880万人でこの2つは統合に向けて協議を進めています。
また「d払い」は3500万人余り、「au PAY」は2600万人余り、「メルペイ」は1000万人余り、今回、グーグルが買収する「pring」は数十万人です。
取扱高も増えていて、2019年度は「PayPay」がおよそ1兆2000億円、「d払い」は3990億円だったのに対し、翌2020年度は「PayPay」はおよそ3兆2000億円「d払い」は8100億円といずれも2倍以上となり、利用が急拡大しています。
「pring」買収によるグーグルの本格参入で地図が変わるかもしれませんね。

一方で、地方銀行がスマートフォンのアプリで多くの銀行取引ができるようになる技術基盤をりそなホールディングスがつくることも報じられました。基幹システムの設計や運用を手掛ける日本IBMやNTTデータと新会社をつくり、ベンダーの垣根を越えてデジタル化に遅れる地銀の取り組みを後押しするとしています。

地銀のバンキングアプリは預金残高を確認できる程度の機能にとどまることが少なくありませんが、新会社では日本IBMやNTTデータがシステムを構築し、りそなは自社の機能を地銀に提供することで、地銀に認証サービスやキャッシュレス決済などの技術を開放できるようにもするとしています。
顧客がまとまった資金の運用を一任するファンドラップなど資産運用での連携も見込んでおり、商品やシステムの提供先が増えれば、手数料の底上げを見込め、既存の商品や技術に相乗りする地銀にとっては、開発に要する時間と費用を減らせる利点があります。

バンキングアプリのダウンロード数は、りそなグループで約400万件に達し、ここにグループ外の銀行が加わり利用者が伸びるほどプラットフォームとしての魅力も高まるとしています。

こうした取組で個人情報データは益々膨大化して行きますね。こうした背景を受け、金融も金融サービス仲介業が中心になることは明白のように思います。

マネーフォワード固定費の見直しの中に保険の見直し機能がスタート

  • 2021/07/12
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

ライフネット生命保険は2021年2月、家計簿アプリ「マネーフォワードME(ミー)」を提供するマネーフォワード社と業務提携しましたが、7月1日、家計の見直しサービス「マネーフォワード固定費の見直し」において「保険の見直し」機能の提供を開始したことが報じられました。

「保険の見直し」機能はオンライン上で、自身の必要保障額の診断や保険契約を提供するというものになります。家計簿アプリ「マネーフォワード ME」のデータをもとに分析し、適切な必要保障額を診断した上で、「低頻度で損失が大きいもの」に絞って一人一人にあった保険を提案することができ利用者は自分に適した必要保障額を把握したうえで保険の見直しが検討できるというものです。保険商品としては、ライフネット生命の「マネーフォワードの生命保険」および、SBIいきいき少額短期保険の少額短期保険を提案するとしています。

ライフネット生命のIRでは次のように紹介されています。
■マネーフォワード社が提供するお金の見える化サービス「マネーフォワード ME」を利用するお客さまに向けて、2021年7月1日から、当社の保険商品をホワイトレーベル商品「マネーフォワードの生命保険」として提供開始することをお知らせします。「マネーフォワードの生命保険」は、「マネーフォワード 固定費の見直し」で保険の見直し診断を行ったお客さまが、オンライン上でお申し込みいただける当社のホワイトレーベル商品です。お手頃な保険料に加え、シンプルでわかりやすい保障内容です。 
■保険の見直し機能「マネーフォワード固定費の見直し」の保険の見直し機能は、自身の必要保障額の診断をオンライン上で行える機能です。保険の見直し診断に必要な情報は、お客さまが「マネーフォワード ME」に 登録しているデータの一部が自動で反映されるため、入力の手間が少なく、簡単に診断ができます。
診断結果の画面では、必要保障額に加え、現在の保険料と改善後の保険料の差額によって年間の削減可能額も一目でわかる仕様となっており、お客さまの家計改善に向けたアクションをサポートするツールとなっています。当社はお客さまの保険の見直しによる家計改善をサポートするため、株式会社マネーフォワードと協力してツールの機能改善を継続的に進めるとともに、お客さまのニーズに沿った家計管理・保険領域での新しい商品・サービスの提供を目指して両社で検討を重ねてまいります。

「マネーフォワード固定費の見直し」は、電気代などの固定費の削減をサポートすることにより個人の家計改善を促進するサービスで、2020年11月に「電気見直し」機能の提供を開始し、「保険の見直し」は同サービスの第二弾となります。
金融サービス仲介業の入口が出てきた感じでしょうか。

金融業界の目玉と称される新しい金融の業態「金融サービス仲介業」については盛り上がりを欠いていますが、8月5日午後から開催される「第一回結心会インシュアテック部会」で一般社団法人日本金融サービス仲介業協会の中村仁会長が講演をされます。是非ご参加いただき方向性を確認してみて下さい。