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コロナで来年の出生数80万人割れとの試算が発表されました

  • 2020/12/28
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

2021年の出生数について、複数の民間調査研究機関が80万人を割り込むとのショッキングな試算が公表されました。新型コロナウイルス感染拡大に伴う将来不安などから、産み控えの動きが広がっているためだと分析されていて。コロナ禍で少子化が加速する懸念が強まっていると指摘されています。

試算通りとなった場合、出生数が2019年に90万人を下回って約86万5000人になってから、わずか2年で80万人を割り込むことになります。これは、国立社会保障・人口問題研究所が2017年に示した最も新しい推計よりも「12年前倒しで80万人を割る」ことになります。日本の出生数のピークは第1次ベビーブーム(1947~49年)の頃で、1949年の約270万人に比べると3分の1以下の水準にも落ち込むことになります。

厚生労働省によると、全国の自治体が今年1~10月に妊婦らから受理した妊娠届の件数は前年同期より5.1%減少しており、地域別にみると4月以降は10月まで東京都が9.1%減、北海道が8.1%減、大阪府が7.6%減といったように感染者数の多いところで減少が目立っていて、コロナの影響が大きいことを立証しています。

また、婚姻数自体も減っていて、厚労省の人口動態統計によると、婚姻数は2020年1~10月の速報値で42万4000件と前年同期から13%以上も減っています。コロナ過で三密を防ぐために結婚式自体ができませんでしたので、減って当たり前というところでしょうが、それにしても、非婚化が益々進めば少子化に加速をかけることになりますよね。家から出なければ出会いもありませんので、しかも一度化粧をしないでテレワークを体験してしまうと家を出ようという気すら失せてしまいますので、事態は悪化の方向かと思います。

このまま少子化が進めば、既に減少局面に入っている日本の人口は一段と先細ることになります。足元の出生状況を踏まえて試算すると日本の人口は2049年には1億人を切ることになり、今後わずか30年で現在の東京都2つ分に近い2500万人以上が減る超人口減時代に陥ることになります。

最近の生保会社は保険に加入して健康を意識させるという健康増進型保険を軸に展開しているところが多いですが、独身者が保険に加入したら婚活の出会いの場を作って行くサービスがあっても良いと思いますね。結心会会員の保険代理店ではオリジナルで婚活サービスを提供してるところもあります。やり方は簡単で保険加入時にアンケートを別にいただき「保険代理店婚活の会の会員」として個人情報の使用の許可を取って、保険代理店の顧客でもある結婚式場やレストランの暇な時間帯を使って婚活をしています。飲食や結婚式場もコロナ過で厳しい経営状況にありますので喜んで引き受けてくれます。女性は保険会社の社員で沢山いるので男性を集めることができれば婚活は意外と簡単にできます。これで結婚となれば、「保険は一緒あなたで加入!」となりますよね。地域、社会が求めることを実際に動いて具現化できるのは保険代理店だと常々考えています。婚活は急務として保険代理店で取り組んで行きませんか。関心のある方は結心会HPからメッセージをお寄せ下さい。

第49回結心会定例会に是非ご参加下さい!

  • 2020/12/28
  • Dr.ウエノの保険コラム

3ヶ月に一度の割合で開催されている結心会定例会ですが、次回は年明け2月2日~3日の二日間で東京・新宿で開催します。

今回のテーマは『向かい風の時だからこそ前に進む』にしてみました。
今回は保険代理店が日本の未来を支えることにつながるテーマにしてみましたので、是非ご参加下さい!

まずは、「脱炭素」「再生エネルギー」に取り組みます。
2月2日13:00から『保険会社、保険代理店を軸としたふるさと納税を活用した再生エネルギー創出と地域創生』というテーマで一般社団法人日本再生可能エネルギー地域資源開発協会設立(略称「JRDA」)準備委員会発起人 大阪大学大学院工学研究科招聘教授 株式会社ア・ソッカ 代表取締役 中村 信夫 氏を中心に複数の方によるプレゼンがあります。
企業版ふるさと納税を使って地方に水力発電所を建設しようという取り組みに保険代理店が参画するという壮大な内容となっています。
再生エネルギーだけでなく地方創生にもつながるので、全国の保険代理店が地元は企業に飛び込み、協力依頼をしていくというスキームを考えています。
企業はふるさと納税を使うことで9割を経費として落とすことができますのでメリットは十分あります。
代理店は、水力発電所の保険は参画代理店で分担して契約をいただく予定ですので、直接的に保険につながり、企業に再生エネルギーを提案することで保険代理店の見方が変わってくるきっかけにもなると考えています。

続いて15 : 15からは『パネルディスカッション 東日本大震災から10年 我々に出来ることは何か』を行います。
進行役に株式会社カブト 代表取締役 行木 隆 氏、パネラーとして有限会社モリ保険事務所 代表取締役 森 雅志 氏(気仙沼の代理店さん)、一般社団法人ふくしま総合災害対応訓練機構 専務理事 兼 事務局長 佐藤 和彦 氏を予定しています。
東日本大震災から来年で10年となります。風化させないために保険で直接つながる保険代理店が今、何ができるかを参加者と一緒に考え、取り組みをしていきたいと考えています。
3月には福島県南相馬市にある一般社団法人ふくしま総合災害対応訓練機構の施設を訪れて防災訓練もしてみたいと考えていますので、是非、損保代理店の方々は参加下さい。
         
初日の最後の尺は16 : 45から『インシュアテックの新展開について』というテーマでSEIMEI株式会社 代表取締役CEO 津崎 桂一 氏に講演いただく予定です。
結心会では「インシュアテック部会」を立ち上げ、保険の新しい形を追い求めていますが、
最新情報を共有させていただきます。

翌2日目の2月3日は朝9時から色々なプレゼンがあります。
・『資産形成を勉強するにはもってこいのトラノコの活用と福利厚生としての企業攻略』
・・・トラノテック株式会社 取締役 シニア マネジングディレクター 藤井 亮助 氏
・『家屋の固定資産税評価額の点検で年税圧縮と還付金をゲットしよう』
・・・ あかつきリアルエステート株式会社 代表取締役 土佐 秀之 氏
・『マンションを売ってすぐにお金にしたい方にうってつけ』・・・株式会社すむたす 取締役 伊藤 友也 氏
・『既存契約者に元気を提供 BTSトレーニングで体感覚醒』・・・BTSJAPAN株式会社 代表取締役 松原 広信 氏
・『これからの営業におけるDX。1万人の見込み客へアプローチ可能。家計を軸とした日本最大級のプラットフォーム「お金の健康診断」について』・・・株式会社400F
この他にもあと2尺ほどを予定していますので、是非ご参加下さい。

向かい風の時だからこそ前に進んでいきましょう。
参加申込は結心会ホームページから出来ます。
参加費のお支払もクレジット払いが可能となりました。
是非ご活用ください!

三密を避け、開催しますので、お申込みはお早めにお願いします!

コロナ過で色々あった損保業界の1年でしたね

  • 2020/12/21
  • Dr.ウエノの保険コラム

コロナ禍の1年で保険業界も大きく変貌しましたが、損保では「コロナ過で少しでも経費削減しようと特に地方の大型契約の相見積もりが盛ん」に行われたり、巣ごもりで自動車を運転しないので通販自動車保険が急伸したり、テレワークの定着でサイバー保険、ハラスメント保険等が注目されたりした1年でしたね。
人が動けない中、オンライン保険相談が一挙に普及し、人と会わなくても保険契約できる実績を構築することもできました。また、外資系損保会社では3月以降一度も会社に出社しないで全てテレワークで業務完了となり、事務所の不必要性、社員自体の不必要性が立証されたことになり、保険代理店統廃合と共に社員削減の方向性が見えたと思います。損保社の社員の給与は相変わらず高いので来年度以降は大きくメスが入ると思います。
一方、外出自粛で自動車保険の事故が大幅に減少し、人が動かなかったためか大型台風の被害も少なく、ここ数年多額の保険金支払いに対応していた損保各社はホッとした年でもあったと思います。

そして、コロナ過で経営が難しいということで「中小企業の事業承継」も盛んになったことを支援する商品も大手損保から続々と販売されました。事業承継に関する課題解決につながる商品の一つに、「M&A(合併・買収)のリスクを補償する表明保証保険」があります。

東京海上社は、M&A総合支援サービスを手がけるバトンズ(東京都千代田区)と連携し、当該社が提供する買収前に企業情報を把握するための「デューデリジェンスに保険」を自動付帯する仕組みを導入することで個人事業主や小規模事業者の円滑な事業承継を支援しました。

損保ジャパン社も全国の金融機関と連携し、「1億円以下の小規模M&Aに対応した商品」を10月に販売しました。引き受け審査を内製化するなどの工夫で「最低保険料を30万円」の安価に抑えることで、高額な保険料負担が困難な中小企業に活路を開いたす形になりました。

三井住友海上社とあいおいニッセイ同和損害社も年内に表明保証保険を発表する予定だそうです。売り主が被保険者となり、表明保証違反で買い主から経済的な補償を要求された場合などに活用できる内容となるそうです。

買い手は広範囲の保証事項を求め、リスクを小さくしたい売り手は限定的な保証事項を希望する訳で、こうした課題を解消する立て付けに表明保証保険がなっていて、コロナ禍もあり“待ったなし”の事業承継に保険が果たす役割が大きくなっています。

損保代理店のM&Aも盛んになっていますが、自身の契約者である企業のM&Aも水面下では盛んになっていると思いますので、「いきなりM&Aされて契約も飛んだ」という事態を招かないためにも、既存ホウジン契約者には「表明保証保険」という商品があることを案内して、M&Aの探りを入れてみるというのも良いかと思いますよ。

呼び込みの力

  • 2020/12/21
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

ある場所に「ほぼ同じメニューを出しているレストランが3軒、同じフードコートに出店」しています。階段を上がった2階にあり、上がると1軒目、そのまま2軒目、3軒目と続きます。当然、顧客は1軒目のメニューを大きく表示してある看板のところで呼び込みのお兄さんと会話しますが、このお兄さんは静かに単にメニューを「説明」だけしてくれて、押して来ないので、とりあえず隣の店を見てみようかと移動してしまいます。2軒目もお兄さんがメニュー表のところにいますが、とにかく元気で笑顔で声が大きく、まずは「今日は観光で来たのか」とか「外は雨の中、大変ですよね」とか話しかけてきて、『客に喋らせる』ことを強要し、「会話を作り」、強力な押しで店内に誘導するので、ほとんどの客は2軒目に入ってしまいます。そして、3軒目は、こうした光景を見飽きてあきらめているのか誰一人店頭に立ってお声掛けすらしていませんでした。

こうして2軒目はいつも満席、満席の中1軒目に来た人は隣が混んでいるので1軒目に入るか、混んでいる2軒目を通り越して3軒目もチェックして3軒目に入るかという人の流れが繰り返されていました。
ネクタイ派手夫も押しに負けて2軒目に入りましたが、そんなに美味い訳でもなく、観光で2度と来ることはないのでこんなものかと思いつつ少しだけ食べて出ました。

同じメニューを出しているレストランが何軒か並んでいる光景は東京では築地市場あたりで見かけますが、どこに入っていいかわからないまま来ていると結局「呼び込みの差」が顕著に出ると思います。そんなことを思いつつ、しばらく食事をしながら観察をして来ました。

保険ショップは残念ながら並んであるところはないと思いますが、複数のショップを渡り歩いて保険相談されている方は相変わらず多いと思います。「何故、複数の保険ショップを渡り歩くのか」という要因をきちんと整理しているのでしょうかね。「ここで決まらなくても次のお客様が来るから」と高をくくっている保険ショップは大抵閉店しています。「何故」を掘り下げていかないとすぐに保険ショップには負のオーラが纏いつき、不思議と店舗の前を通っても「気付きさえしてもらえない」ことになります。

「お声掛け」は保険ショップでは鉄則で取り組んでいる行動マニュアルの一つで、基本12時から15時まではショップ前に立って目の前を通るお客様にお声掛けをしています。毎日通られるお客様もいらっしゃる訳ですから、まさか同じお声掛けをしていることはないですよね。日々テーマを考え、お声掛けの内容を変えないと、ニーズ喚起につながりませんよね。日々のテーマを考えることで、店頭のパンフレットスタンドのパンフレットの並びを変えるとか手作りポスターを作って掲示するとかのアイデアにつながります。
保険ショップは保険代理店業ではなく小売業でありサービス業です。今年1年の締めに改めて見直してみましょう。

併せて、スタッフの「人間力」をアップさせるための研修を今後実施することを検討してみましょう。ある研修では子供の頃の回想をさせて今の行動に至った子供の頃の体験要因を探り、これを今、解決することで、行動を変えるというものもあります。
「根っこ」を変えるためには保険商品の勉強会やコンプラ研修だけで足りる訳はありません。人間そのものの人間力アップのためのセミナーを是非企画してみて下さい。

今、この人間力アップ研修をある企業と提携して構築しています。
完成しましたら、保険会社、保険代理店の皆様、是非ご採用下さい。

「募集人の人間力アップ」は来年の大きなテーマだと思います。

共生

  • 2020/12/14
  • ネクタイ派手夫の保険流通革命メルマガ

フリマアプリのメルカリは、家事代行のアクティア(東京・中央)、ブックオフコーポレーションと大掃除に向けた新サービスを始めると発表したことが報じられました。
 
自宅の掃除を代行した際に出る不用品について、利用者にフリマへの出品や中古品買い取りの活用を促すもので、「捨てない大掃除」として注目されています。 
不用品を売ってもらい、二次流通市場の取引を活発にする目的です。

面白い取り組みですよね。
既存3社が提携して相互にメリットを享受するという単純明快な取り組みだと思います。
このニュースを見て、ネクタイ派手夫も年末の大掃除PART 1を実施し、不用品を近くのブックオフに持っていきましたが、意外と値段がついてビックリしました。「もったいない」を実感しました。使わないものがこうして買い取ってもらって他の方の役に立つのであれば、今後も積極的に不用品を持ち込みたいと思いました。

また、名古屋では和食チェーンのサガミ、ラーメンチェーンの寿がきやといった外食産業の競争相手数社が「共創 和み会」なる会を作って「競争から共創」に向かおうとしていることも報じられていました。
具体的には、アルコール消毒剤を共同で大量購入して経費削減につなげたり、共通のクーポンを作って相互に集客できるようにしたりと、まさに「共に創り上げる」動きをしています。
食材在庫の共有もすることで、「食べ残しゼロ」も目指すとしていて、共同でのSDGsへの取組もスタートさせています。
「共創 和み会」の会長は、「みんなの力を合わせて生き残って行くことで、勝ち残りにつながる」とコメントされていました。素晴らしい取り組みですよね。

結心会でも「共生」に取り組んでいます。
結心会のスタートは、保険ショップで使えるイベントを皆で考え実証実験してみたり、成功したトークスクリプトを共有したりと元々異なる代理店が情報共有することで「共生」して来ました。最近では、大型整備工場の顧客情報を厚くするために一緒に生命保険の募集をしたり、歯科技工士の会社と一緒にクライアントである歯科医師の方々の顧客満足度を上げるために種々の金融情報やお役立ち情報を提供できるように提携するなど異業種異業態との「共生」も進めています。

新型コロナ禍でこれまでの常識は全く使えなくなりました。個社では対応できない時代です。複数の企業が寄り添うことで「共生」ができると思います。

「まずは生き残ることで、勝ち残りにつなげていく」、そのための「共生」を更にパワーアップさせたいと思っています。
「共生」したい異業種異業態企業様のオファーをお待ちしています!